日々日和
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母は仕事を全部私に押し付たのは多分韓国の連ドラを見るためだ。
私は全然興味ないけど、母の中ではブームらしい。
この前なんかリッカちゃんのお母さんと数時間に渡り話し合っていたから大したものだわ。
ついには韓国旅行に行くとかいいださ無ければいいんだけど…だって、日本の核兵器を外国に送り出すなんて危ないでしょ?
「ふあぁ~…」
それにしても暇ね。ついつい大きなアクビがでちゃった。
私はローズマリーのハーブティを淹れながら外の道路を見た。
夏の真っ盛りにして最高のお天気。
だけど、陽射しが柔らかく舗装されたアスファルトをを照らしてキラキラと光っている。
「んー…ホントいい天気」
私がおとなしく店番をしてる理由はただひとつ。
もうすぐ…ほら、来た。
軍パンにちりめんの刺繍がある和柄のシャツを着た悠がわずかな日陰の中を器用に歩いてくる。
「おーっす。スズネ~。」
私より長い前髪を左側だけかき分けてこっちを見た。
切ればいいのに…
私は淹れたての紅茶のカップを隣に置いていった。
「悠。いらっしゃい。今日はハーブティだよ。」
悠は私の隣に座った
。
側に来ただけでフワッと甘いような太陽の匂いがする。
思わず抱きしめたくなるようなやさしい香り。
「お、そりゃいいな。持ってきたこれに合うし。」
悠は可愛らしい赤いリボンでラッピングされた包みを私の手にのせた。
クッキーが入ってる。
「わぁ、美味しそう。食べていい?」
悠はハーブティをすすっていたので、左手でどうぞとハンドサインをした。
私は遠慮なくリボンを解いて、クッキーをかじった。
細かく刻んだフルーツとナッツが入ったしっとりした甘酸っぱい味が口の中に広がる。
「あ、美味しい…これ、どこで買ったの?」
「非売品。俺の手作りだったりする。」
悠は自分で二杯目の紅茶を淹れながら笑った。
私は手作りと言われてドキリとしてクッキーが変なところに入って咳き込んだ。
「ゴホッ!ゴホッ、ゴホッ!!」
「どした、ダイジョブか?」
私は平常を装って悠を見た。
「う、うん。平気…け、けど何で手作り?」
「ただの気まぐれかな。棚整理してたらドライフルーツがあったから作ってみたんだ。」
材料があったから手作りのクッキーを作るなんて乙女…?
てゆーか、これおいしい…なんか悔しいわぁ。
悠が私の顔を覗き込んでいった。
「どした?眉間にしわ寄せてなんか不味かった?」
私は左右に首を振った。
「ううん。スゴく美味しい。ただ…女としてはなんか負けてるなぁって思っちゃって」
悠はハーブティを一口飲んで、苦笑いする私にいった。
「別に家事の能力とは関係なくね?俺の料理は趣味みたいなモンだし。普通にそうやって花屋してるスズネの方が女の子らしいと思うぞ。それに自然体ってのが一番だろ。」
「あ、うん…ありがと///」
私は赤面した。
私は全然興味ないけど、母の中ではブームらしい。
この前なんかリッカちゃんのお母さんと数時間に渡り話し合っていたから大したものだわ。
ついには韓国旅行に行くとかいいださ無ければいいんだけど…だって、日本の核兵器を外国に送り出すなんて危ないでしょ?
「ふあぁ~…」
それにしても暇ね。ついつい大きなアクビがでちゃった。
私はローズマリーのハーブティを淹れながら外の道路を見た。
夏の真っ盛りにして最高のお天気。
だけど、陽射しが柔らかく舗装されたアスファルトをを照らしてキラキラと光っている。
「んー…ホントいい天気」
私がおとなしく店番をしてる理由はただひとつ。
もうすぐ…ほら、来た。
軍パンにちりめんの刺繍がある和柄のシャツを着た悠がわずかな日陰の中を器用に歩いてくる。
「おーっす。スズネ~。」
私より長い前髪を左側だけかき分けてこっちを見た。
切ればいいのに…
私は淹れたての紅茶のカップを隣に置いていった。
「悠。いらっしゃい。今日はハーブティだよ。」
悠は私の隣に座った
。
側に来ただけでフワッと甘いような太陽の匂いがする。
思わず抱きしめたくなるようなやさしい香り。
「お、そりゃいいな。持ってきたこれに合うし。」
悠は可愛らしい赤いリボンでラッピングされた包みを私の手にのせた。
クッキーが入ってる。
「わぁ、美味しそう。食べていい?」
悠はハーブティをすすっていたので、左手でどうぞとハンドサインをした。
私は遠慮なくリボンを解いて、クッキーをかじった。
細かく刻んだフルーツとナッツが入ったしっとりした甘酸っぱい味が口の中に広がる。
「あ、美味しい…これ、どこで買ったの?」
「非売品。俺の手作りだったりする。」
悠は自分で二杯目の紅茶を淹れながら笑った。
私は手作りと言われてドキリとしてクッキーが変なところに入って咳き込んだ。
「ゴホッ!ゴホッ、ゴホッ!!」
「どした、ダイジョブか?」
私は平常を装って悠を見た。
「う、うん。平気…け、けど何で手作り?」
「ただの気まぐれかな。棚整理してたらドライフルーツがあったから作ってみたんだ。」
材料があったから手作りのクッキーを作るなんて乙女…?
てゆーか、これおいしい…なんか悔しいわぁ。
悠が私の顔を覗き込んでいった。
「どした?眉間にしわ寄せてなんか不味かった?」
私は左右に首を振った。
「ううん。スゴく美味しい。ただ…女としてはなんか負けてるなぁって思っちゃって」
悠はハーブティを一口飲んで、苦笑いする私にいった。
「別に家事の能力とは関係なくね?俺の料理は趣味みたいなモンだし。普通にそうやって花屋してるスズネの方が女の子らしいと思うぞ。それに自然体ってのが一番だろ。」
「あ、うん…ありがと///」
私は赤面した。