―校舎裏―

「ここだよ」

つかさについて行くと校舎裏に着いた。

「これは・・・」

そこには威厳を感じさせる桜の木が生えている。

「きれいでしょ」

つかさは俺の横に来て顔を覗く。

「ああ」

言葉に詰まってしまった、その桜は今だ満開で美しく、月夜に神々しく存在しているからだ。

すると

ふわりと優しい風が吹き

目の前の木からは桜の花びらが舞い散る・・・

「わぁ!!」

「ほぉ!!」

俺たちはその様子に息を漏らす。

「綺麗だね・・」

つかさはその様子を見入っている。

俺はつかさの手をそっと握っる

「これを見れたのはつかさのおかげだな・・」

「そうかな?えへへ//」

「つかさ、俺つかさと付き合えて嬉しいよ。」

「私もゆう君の事大好きだよ///」

ちゅ

つかさはグッと背伸びをして俺のほほにキスをしてくる。

すると桜の花びらが二人を包むように落ちてくる。

「この木も祝福してくれてるみたいだな」

俺はつかさのおでこにそっとキスをする。

多くなくてもつかさ(ゆうくん)とならそれで十分楽しく幸せになれる!
俺たちの考えはきっと同じだろう


END