倒述殺人
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な、なんであの池袋のダニ警察柏がここに…
「悠?テメェここで何をしている。」
「それはこっちの台詞だ!」
柏は当たり前のように煙草の灰を廊下に落としながらいった。
「マークしていた宮福が死んだと聞いて駆けつけたんだよ。」
「は?あのボケジジ…もとい伯爵が警察とひっかかりがあるのか?」
「長年に渡って他国に情報を流してた。警察じゃなくこの仕事はMI6(MI5の更に上)の特務だ。つまり俺の本業だ」
「そ、そうか(あちゃ…厄介な奴と関わったな。)」
「っで」
「っでとは?」
「テメェはなんでいる。」
「商売だよ。」
俺はことの次第を柏に説明した。
「50カラットのダイヤか。危なかったな。」
柏は二本目の煙草に火をつけながらいった。
というかさっきまで吸ってたのを床に捨てるなよ。
「どうゆう意味だ?」
「おそらく、そのダイヤは逃亡資金の一部にする気だったんだろ。先に品物だけ受取り外国で行方をくらませば金を払う必要はねぇ。持ち逃げされるところだったんだぞ」
わちゃ…
重ね重ね訳のわからん奴と関わってしまった。
「こっちも高飛びされっと後がやっかいだからな。地元警察を使って別件で引っ張るつもりだった。」
俺は頭を抑えながら聞いた。
「とゆーと?」
「罪状は駐車違反でもなんでもいい。身柄を拘束してその間に相手の女を締め上げさせる。そのため二日前からわざわざこのくそ田舎のホテルに泊まり込んでタイミングを見計らってたが…死んじまうとはな…どういう経緯だ?」
「なんで俺に聞く!」
「あん?現場にいたんだろうが?」
「げ、現場に居たわけじゃない!俺はトイレにいってたんだよ。」
「あぁ?だから近くにいたんだろ、状況を聞いてんだよアホか?」
いかん、頭がこんがらがってる。落ち着け。動揺するな。
俺はハンカチで顔をゴシゴシと拭きながらいった。
「あっ…ああそうか警察が来るまで現場には手をつけてない」
「なんだそうかよ。ん?………テメェがシャシャリでてないのか?」
「う、うるさい。今から聞くんだよ。おい、現場はどんな感じだ?」
最初に俺の部下が次いで柏の同業者らしき男と地元警察がいった。
「ドアには鍵がかかり。なぜか内側が接着剤で固定されていました。」
「窓は全部中から鍵が掛かっていてほとんどはめ込み式です」
「もちろん秘密の出入口などはありません。」
報告を聞き流しながら柏は凶器のコンパクト型銃を拾った。
中央のパールに軽く触れるとカチッと音がする。
「これか。」
執事がいった。
「スイッチを押すと複数の弾丸が発射されます。だんな様の自慢の品でお客様がみえると必ずごらんにいれてました」
「実用品じゃねえな。」
「いえ、ナポレオン妃が愛用されていたものです。」
「んなわけあるか。スイッチが軽すぎだ。」
俺はうなずいた。
「そうなんだ。」
「あん?」
俺は咳き込みながら両手を広げていった。
「ゴホゴホ、そ、そーなのかー。」
柏はゴミでも見る目で俺を一蹴する。
見んなよ。
カチッカチッとスイッチを押しながらいった。
「競技用の銃みたいなフェザータッチだ。軽く触れただけでトリガーが落ちる。バッグの中にいれておくだけで暴発だぞ。」
執事は驚いた顔をした
「そんなはずは…」
「悠?テメェここで何をしている。」
「それはこっちの台詞だ!」
柏は当たり前のように煙草の灰を廊下に落としながらいった。
「マークしていた宮福が死んだと聞いて駆けつけたんだよ。」
「は?あのボケジジ…もとい伯爵が警察とひっかかりがあるのか?」
「長年に渡って他国に情報を流してた。警察じゃなくこの仕事はMI6(MI5の更に上)の特務だ。つまり俺の本業だ」
「そ、そうか(あちゃ…厄介な奴と関わったな。)」
「っで」
「っでとは?」
「テメェはなんでいる。」
「商売だよ。」
俺はことの次第を柏に説明した。
「50カラットのダイヤか。危なかったな。」
柏は二本目の煙草に火をつけながらいった。
というかさっきまで吸ってたのを床に捨てるなよ。
「どうゆう意味だ?」
「おそらく、そのダイヤは逃亡資金の一部にする気だったんだろ。先に品物だけ受取り外国で行方をくらませば金を払う必要はねぇ。持ち逃げされるところだったんだぞ」
わちゃ…
重ね重ね訳のわからん奴と関わってしまった。
「こっちも高飛びされっと後がやっかいだからな。地元警察を使って別件で引っ張るつもりだった。」
俺は頭を抑えながら聞いた。
「とゆーと?」
「罪状は駐車違反でもなんでもいい。身柄を拘束してその間に相手の女を締め上げさせる。そのため二日前からわざわざこのくそ田舎のホテルに泊まり込んでタイミングを見計らってたが…死んじまうとはな…どういう経緯だ?」
「なんで俺に聞く!」
「あん?現場にいたんだろうが?」
「げ、現場に居たわけじゃない!俺はトイレにいってたんだよ。」
「あぁ?だから近くにいたんだろ、状況を聞いてんだよアホか?」
いかん、頭がこんがらがってる。落ち着け。動揺するな。
俺はハンカチで顔をゴシゴシと拭きながらいった。
「あっ…ああそうか警察が来るまで現場には手をつけてない」
「なんだそうかよ。ん?………テメェがシャシャリでてないのか?」
「う、うるさい。今から聞くんだよ。おい、現場はどんな感じだ?」
最初に俺の部下が次いで柏の同業者らしき男と地元警察がいった。
「ドアには鍵がかかり。なぜか内側が接着剤で固定されていました。」
「窓は全部中から鍵が掛かっていてほとんどはめ込み式です」
「もちろん秘密の出入口などはありません。」
報告を聞き流しながら柏は凶器のコンパクト型銃を拾った。
中央のパールに軽く触れるとカチッと音がする。
「これか。」
執事がいった。
「スイッチを押すと複数の弾丸が発射されます。だんな様の自慢の品でお客様がみえると必ずごらんにいれてました」
「実用品じゃねえな。」
「いえ、ナポレオン妃が愛用されていたものです。」
「んなわけあるか。スイッチが軽すぎだ。」
俺はうなずいた。
「そうなんだ。」
「あん?」
俺は咳き込みながら両手を広げていった。
「ゴホゴホ、そ、そーなのかー。」
柏はゴミでも見る目で俺を一蹴する。
見んなよ。
カチッカチッとスイッチを押しながらいった。
「競技用の銃みたいなフェザータッチだ。軽く触れただけでトリガーが落ちる。バッグの中にいれておくだけで暴発だぞ。」
執事は驚いた顔をした
「そんなはずは…」