よく晴れた休日

俺は今可愛い恋人と一緒に居てテレビを見ていると言うとても贅沢な時間を過ごしている。

―悠の部屋―

「桜ももう終わりです、お花見に行かれる方は今がいいですよ」

テレビからは満開を少し過ぎた桜のお知らせや花見の放送をしている。

「ね～ゆうくん」

「どうした?」

俺は今つかさを膝枕している。

「あのね、お花見行かない?」

「花見か?」

「うん。もう直ぐ桜も終わっちゃうみたいだし・・・」

つかさはコロリっと
膝の上で転がり俺の顔を覗く

「よしじゃ行くか」

そんな可愛いしぐさで見られてお願いされたら断わる理由はどこにも有る分けが無い。

「わ～い」

つかさはぴょこんと体を起こす。

「(本当にいちいち可愛いやつめ)とりあえず公園の方を見に行くか」

「うん!」

つかさはとても嬉しそうだ、そんな姿を見ているだけで俺も楽しくなってくる。

俺たちは家を出て公園に向かうが・・・


―公園―

「あちゃ～」

公園についたのはいいが

すでに桜の下ではお花見をやっている人でいっぱいになっていた。

「わぁ人いっぱいだね～」

「ああこれじゃ落ち着けないな・・もう少し別の場所探して見るか・・・」

「そうだね」

つかさは笑顔で言う。