魔法使い(真桜)
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
いつの頃からだったか…
夜一人でトイレに行ける様になった。
いつの頃からだったか…
夜一人で眠れる様になった。
いつの頃からだったか…
いつも一人で居れるようになった。
いつの頃からだったか…
何も恐く無くなったのは…
真桜はいつも朝六時きっかりに目が覚めるなの。
上半身だけ起こして半覚醒の淀みの意識をはっきりするまで五分…。
ベッドから起きてカーテンを開く。
今日はあいにくの雨。
窓を開放するのはやめて、洋服タンスからハイカットレッグタイプのショーツと黒のワンピースを取り出し、着替え終わるまで二分。
「さて…朝食を作るか…なの。」
真桜は部屋からでた。
まだ薄暗い廊下を静かにゆっくりと歩く。
「……」
ふと、ある扉の前で真桜は停止した。
一応この家主の悠の部屋。
扉からはわずかに人の声や音楽が聞こえる。
また、テレビかゲームをつけっぱなしで寝たな…なの。
真桜はため息を吐いて無駄とわかりつつノックをした。
「ふぅ…悠…悠…起きてるか…なの」
返事はない。
まぁ、このくらいでは絶対に起きないし。
この時間に起きている訳がないのでこれ以上は踏み込まないで一言だけいったなの。
「ちゃんと消して寝ろなのー」
まぁ、もちろん聞こえてる訳はないので真桜はとっとと一階に降りて行く。
階段を降りると廊下には超大型犬のバロンがドカリと座っていて、足元に新聞が置いてある。
真桜はそれを拾っていった。
「バロン…ご苦労…なの。」
『ワフッ!』
一吠えするとバロンは玄関の方に尻尾を振りながらドスドスと歩いていく。
飼い主に似ず賢い犬なの。
真桜は新聞を広間のテーブルに置いてキッチンに向かった。
ーキッチンー
「さてと…なの。」
小さな自分サイズのエプロンを着けて、冷蔵庫の前に踏み台を置いて中を確認する。
卵がなかったのでオカズは昨日の残りで良いので…
作るのは味噌汁だけなの。
味噌に豆腐と半分のニンジンを取り出し、準備をはじめる。
料理を作るのは面倒じゃないけど、いちいち踏み台を持ち運ばないといけないのが悩み…なの。
ニンジンの皮を剥き。
薄輪切りにして十字に切って小皿にいれて、レンジにかける。
その間に出汁(ダシ)を鍋に移して温める。
「今日は…煮干しでいく…なの。」
冷蔵庫には煮干し、鰹節の出汁がストックしてあるので楽なの。
出汁が温まった所でさっきのニンジンと豆腐を入れて、味噌を溶いて…
「…完成なの」
一度火を止めて、鍋に蓋をする。
そうしていると足元に柔らかい物が触れた。
視線を向けると白い毛並みをした猫のマリオが擦りよっている。
「ごはんか…なの?」
『みぁ~』
「よし…なの」
猫缶とドックフードを準備して、真桜は珈琲を入れて一息つくなの。
夜一人でトイレに行ける様になった。
いつの頃からだったか…
夜一人で眠れる様になった。
いつの頃からだったか…
いつも一人で居れるようになった。
いつの頃からだったか…
何も恐く無くなったのは…
真桜はいつも朝六時きっかりに目が覚めるなの。
上半身だけ起こして半覚醒の淀みの意識をはっきりするまで五分…。
ベッドから起きてカーテンを開く。
今日はあいにくの雨。
窓を開放するのはやめて、洋服タンスからハイカットレッグタイプのショーツと黒のワンピースを取り出し、着替え終わるまで二分。
「さて…朝食を作るか…なの。」
真桜は部屋からでた。
まだ薄暗い廊下を静かにゆっくりと歩く。
「……」
ふと、ある扉の前で真桜は停止した。
一応この家主の悠の部屋。
扉からはわずかに人の声や音楽が聞こえる。
また、テレビかゲームをつけっぱなしで寝たな…なの。
真桜はため息を吐いて無駄とわかりつつノックをした。
「ふぅ…悠…悠…起きてるか…なの」
返事はない。
まぁ、このくらいでは絶対に起きないし。
この時間に起きている訳がないのでこれ以上は踏み込まないで一言だけいったなの。
「ちゃんと消して寝ろなのー」
まぁ、もちろん聞こえてる訳はないので真桜はとっとと一階に降りて行く。
階段を降りると廊下には超大型犬のバロンがドカリと座っていて、足元に新聞が置いてある。
真桜はそれを拾っていった。
「バロン…ご苦労…なの。」
『ワフッ!』
一吠えするとバロンは玄関の方に尻尾を振りながらドスドスと歩いていく。
飼い主に似ず賢い犬なの。
真桜は新聞を広間のテーブルに置いてキッチンに向かった。
ーキッチンー
「さてと…なの。」
小さな自分サイズのエプロンを着けて、冷蔵庫の前に踏み台を置いて中を確認する。
卵がなかったのでオカズは昨日の残りで良いので…
作るのは味噌汁だけなの。
味噌に豆腐と半分のニンジンを取り出し、準備をはじめる。
料理を作るのは面倒じゃないけど、いちいち踏み台を持ち運ばないといけないのが悩み…なの。
ニンジンの皮を剥き。
薄輪切りにして十字に切って小皿にいれて、レンジにかける。
その間に出汁(ダシ)を鍋に移して温める。
「今日は…煮干しでいく…なの。」
冷蔵庫には煮干し、鰹節の出汁がストックしてあるので楽なの。
出汁が温まった所でさっきのニンジンと豆腐を入れて、味噌を溶いて…
「…完成なの」
一度火を止めて、鍋に蓋をする。
そうしていると足元に柔らかい物が触れた。
視線を向けると白い毛並みをした猫のマリオが擦りよっている。
「ごはんか…なの?」
『みぁ~』
「よし…なの」
猫缶とドックフードを準備して、真桜は珈琲を入れて一息つくなの。