英雄休息日
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なんかものすごく疲れてしまった。
俺は座っていたコンテナにもう一度腰をおろした。
リッカはニコニコと俺を見てくる。
「あ、居てくれるんだ。て言うか…なんか顔へんだよ?」
「顔が変ってなんだ…はぁ」
「急にどしたの?」
「ぶぇっにぃ…」
俺はふて腐れながら包丁を持って、パイナップルを切り始めた。
かなり熟されたパイナップルに刃は軽々とはいり、ゴッゴッとした外皮の中から黄色い果肉が表れて甘酸っぱい香りを振り撒いていく。
まず、頭と尻を落として、四つ切りにして、側面の皮を剥いて、適当に切り分けて割り箸に突き刺していき氷の上に並べていく。
1、2、3、4…12本のパイナップル串が出来上がった。
「悠くんって意外と手先は器用だよね。」
「ま、一人暮らしが長いし料理は好きだからな。」
俺は指に滴る果汁を舐めながらいった。
甘酸っぱいと言うよりは甘~い味がする。
真夏南国気分だ。
「うまっ!」
俺はちょっと意地汚いが自分の右手をペロペロッと舐める。
すると、リッカがいった。
「あー!あたしも舐めたい。」
言ってる意味がわかっているのか?
俺は無言で左手を差し出してみた。
リッカはチロッチロッと小さな舌を出して人差し指を舐める。
「うん。甘いね。」
それは誘ってるのか?
「…なぁ、お前って普段からそれか?」
リッカはたぶん俺の言った意味が解らないのか笑顔でうなずいた。
「うん?」
「…リッカ、お兄さんと約束だ。やるなら女友達とだけにしなさい。男の指は舐めない。いいな?」
無理矢理約束して、俺は二個目のパイナップルを切り始めた。
横を見るとリッカは、さっき切ったパイナップル串をほうばっている。
「あ、ズル。俺にも食わせろよ。」
「むごご?」
ハムスターみたいに頬を膨らませてリッカは何かをいった。
「女の子がみっともないことしない。」
「ングムグ……んっ、フルーツはかぶり付くものでしょ?」
そのとおりだが、もう少し女の子らしいかぶりつきかたがあるだろう…。
俺は濡れ布巾で手を拭いて、ついでにリッカの口元を拭いてやる。
「口の回りべとべとにして子供かお前は。」
「なら、悠君はお父さんだ。」
俺は水の入ったバケツに包丁を沈めた。
「こんなデカイ娘はいらん。」
「悠君ちっちゃいからね。」
「刺すぞ。」
ヒュッヒュッと包丁を振って水をきり、布巾で刃を荒拭きした。
太陽の光が当たりキラリと鋭く光る。
「事実だしーアムッ♪」
コイツは商売をする気があるのだろうか。
二本目のパイナップル串にかぶりついて笑っている。
満面の笑みがむかつく。
「ひとつ言っとくが俺は比較的にデカイ方だ。」
第一俺が小さいなら一般男子学生のほとんどが小さいことになる。
「そかなー。紅君とか崇とかでっかいよ?」
「あぁ言うのと一緒にするな」
俺は座っていたコンテナにもう一度腰をおろした。
リッカはニコニコと俺を見てくる。
「あ、居てくれるんだ。て言うか…なんか顔へんだよ?」
「顔が変ってなんだ…はぁ」
「急にどしたの?」
「ぶぇっにぃ…」
俺はふて腐れながら包丁を持って、パイナップルを切り始めた。
かなり熟されたパイナップルに刃は軽々とはいり、ゴッゴッとした外皮の中から黄色い果肉が表れて甘酸っぱい香りを振り撒いていく。
まず、頭と尻を落として、四つ切りにして、側面の皮を剥いて、適当に切り分けて割り箸に突き刺していき氷の上に並べていく。
1、2、3、4…12本のパイナップル串が出来上がった。
「悠くんって意外と手先は器用だよね。」
「ま、一人暮らしが長いし料理は好きだからな。」
俺は指に滴る果汁を舐めながらいった。
甘酸っぱいと言うよりは甘~い味がする。
真夏南国気分だ。
「うまっ!」
俺はちょっと意地汚いが自分の右手をペロペロッと舐める。
すると、リッカがいった。
「あー!あたしも舐めたい。」
言ってる意味がわかっているのか?
俺は無言で左手を差し出してみた。
リッカはチロッチロッと小さな舌を出して人差し指を舐める。
「うん。甘いね。」
それは誘ってるのか?
「…なぁ、お前って普段からそれか?」
リッカはたぶん俺の言った意味が解らないのか笑顔でうなずいた。
「うん?」
「…リッカ、お兄さんと約束だ。やるなら女友達とだけにしなさい。男の指は舐めない。いいな?」
無理矢理約束して、俺は二個目のパイナップルを切り始めた。
横を見るとリッカは、さっき切ったパイナップル串をほうばっている。
「あ、ズル。俺にも食わせろよ。」
「むごご?」
ハムスターみたいに頬を膨らませてリッカは何かをいった。
「女の子がみっともないことしない。」
「ングムグ……んっ、フルーツはかぶり付くものでしょ?」
そのとおりだが、もう少し女の子らしいかぶりつきかたがあるだろう…。
俺は濡れ布巾で手を拭いて、ついでにリッカの口元を拭いてやる。
「口の回りべとべとにして子供かお前は。」
「なら、悠君はお父さんだ。」
俺は水の入ったバケツに包丁を沈めた。
「こんなデカイ娘はいらん。」
「悠君ちっちゃいからね。」
「刺すぞ。」
ヒュッヒュッと包丁を振って水をきり、布巾で刃を荒拭きした。
太陽の光が当たりキラリと鋭く光る。
「事実だしーアムッ♪」
コイツは商売をする気があるのだろうか。
二本目のパイナップル串にかぶりついて笑っている。
満面の笑みがむかつく。
「ひとつ言っとくが俺は比較的にデカイ方だ。」
第一俺が小さいなら一般男子学生のほとんどが小さいことになる。
「そかなー。紅君とか崇とかでっかいよ?」
「あぁ言うのと一緒にするな」