ちいさなはる
夢小説設定
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「ヒスイ?」
ヒスイはスッと立ち上がったかと思うと俺の膝の上に座り直した。
「……」
「……」
なんだか、ほとんど重さを感じない。ヒスイは小さい上に軽いのだ。
「…ここがいい…」
俺は目の前にあるネコミミの様なくせ毛を両手でかるくいじりながらいった。
「座り心地は?」
「…いい//…」
完全に身体を許して、ヒスイはもたれ掛かってきた。子供の体温は高く、じわりと暖かい。
俺はぎゅっとヒスイを抱き締めていった。
「そか。なら十分に堪能してくださいな。」
「…たんのうする…」
それから、ヒスイは本当に俺の膝の上でいた。
楽しいのか頭を胸の辺りでクリクリしたり。
腕を指先でなぞったりとなんだかイケナイ事をされてる気分だ。
途中食事を運んできてくれた仲居さんは「まぁ、甘えん坊の妹さんですね」なんて微笑ましいと笑っていた。
俺はいった。
「なかなか兄離れしてくれないんですよ。」
「………」
ヒスイはギュッと俺の太ももをつねってきた。
「っ(痛)!?さ、さぁ食べようか。」
「…コク…」
ヒスイはうなずくもいっこうに俺の膝の上から退こうとしない。
俺は冗談で刺身をヒスイの口元に運んでやるとパクリと食べた。
もし、人の大きさをした子猫がいたらこんな感じになるのかも知れない。
「うまいか?」
「…おいしい…」
少しだけこっちをチラッと見た。
どことなくためらいがちな表情、怒ってないかと確認したようだ。
俺はニコッと笑っていった。
「そか、次は何が食べたい?」
「…おとうふ…」
俺は一口だいに豆腐を割って同じように食べさせた。
「うまい?」
「…うん…」
普段より長い時間の食事を俺は楽しんだ。
ヒスイも少食でややベジタリアン思考だが今ばかりはたくさん食べていた気がする。
食事が済み。
俺たちは汗を流そうと風呂に向かった。
もちろん別々にな?
風呂は意外にも他の客が居なく大風呂を贅沢に堪能した。
けっこう長湯したつもりだったが、部屋に帰るとまだヒスイは戻っていなかった。
冷酒で一杯やりながら待っていると、湯上がりで上気して肌がほんのりピンク色になったヒスイが戻ってきた。
「おかえり。あったまったか?」
ヒスイはパァッと明るい笑顔でいった。
「…きもちよかった…」
「頭まだ濡れてるな。ちゃんと乾かさないと風邪引くぞ。」
「…うん…」
コシコシと頭を拭くヒスイを見て、俺は飲んでいた冷酒の入ったコップを置いて自分の膝をポンポンと叩いた。
「ヒスイおいで、やったげる。」
ヒスイはピョコッと飛び乗るように座った。
俺はしっとりとした淡い水色の髪にブラシを通した。
ヒスイの後ろ髪はストレートだと首筋よりもながく一本一本が細い絹糸のようだ。
「ヒスイの髪はやわらかいな。」
「…ゆうのかみはきれい…」
「ありがと」
ドライヤーで乾かしていくと自動的(?)にネコミミっぽいくせ毛が立ち上がる。非常に面白い。
ヒスイはスッと立ち上がったかと思うと俺の膝の上に座り直した。
「……」
「……」
なんだか、ほとんど重さを感じない。ヒスイは小さい上に軽いのだ。
「…ここがいい…」
俺は目の前にあるネコミミの様なくせ毛を両手でかるくいじりながらいった。
「座り心地は?」
「…いい//…」
完全に身体を許して、ヒスイはもたれ掛かってきた。子供の体温は高く、じわりと暖かい。
俺はぎゅっとヒスイを抱き締めていった。
「そか。なら十分に堪能してくださいな。」
「…たんのうする…」
それから、ヒスイは本当に俺の膝の上でいた。
楽しいのか頭を胸の辺りでクリクリしたり。
腕を指先でなぞったりとなんだかイケナイ事をされてる気分だ。
途中食事を運んできてくれた仲居さんは「まぁ、甘えん坊の妹さんですね」なんて微笑ましいと笑っていた。
俺はいった。
「なかなか兄離れしてくれないんですよ。」
「………」
ヒスイはギュッと俺の太ももをつねってきた。
「っ(痛)!?さ、さぁ食べようか。」
「…コク…」
ヒスイはうなずくもいっこうに俺の膝の上から退こうとしない。
俺は冗談で刺身をヒスイの口元に運んでやるとパクリと食べた。
もし、人の大きさをした子猫がいたらこんな感じになるのかも知れない。
「うまいか?」
「…おいしい…」
少しだけこっちをチラッと見た。
どことなくためらいがちな表情、怒ってないかと確認したようだ。
俺はニコッと笑っていった。
「そか、次は何が食べたい?」
「…おとうふ…」
俺は一口だいに豆腐を割って同じように食べさせた。
「うまい?」
「…うん…」
普段より長い時間の食事を俺は楽しんだ。
ヒスイも少食でややベジタリアン思考だが今ばかりはたくさん食べていた気がする。
食事が済み。
俺たちは汗を流そうと風呂に向かった。
もちろん別々にな?
風呂は意外にも他の客が居なく大風呂を贅沢に堪能した。
けっこう長湯したつもりだったが、部屋に帰るとまだヒスイは戻っていなかった。
冷酒で一杯やりながら待っていると、湯上がりで上気して肌がほんのりピンク色になったヒスイが戻ってきた。
「おかえり。あったまったか?」
ヒスイはパァッと明るい笑顔でいった。
「…きもちよかった…」
「頭まだ濡れてるな。ちゃんと乾かさないと風邪引くぞ。」
「…うん…」
コシコシと頭を拭くヒスイを見て、俺は飲んでいた冷酒の入ったコップを置いて自分の膝をポンポンと叩いた。
「ヒスイおいで、やったげる。」
ヒスイはピョコッと飛び乗るように座った。
俺はしっとりとした淡い水色の髪にブラシを通した。
ヒスイの後ろ髪はストレートだと首筋よりもながく一本一本が細い絹糸のようだ。
「ヒスイの髪はやわらかいな。」
「…ゆうのかみはきれい…」
「ありがと」
ドライヤーで乾かしていくと自動的(?)にネコミミっぽいくせ毛が立ち上がる。非常に面白い。