彼女の事情 R指定
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ーファミレスー
「髪の毛失敗した?」
「うん…目を開けたらバッサリ無くなってたの。」
俺はテーブルを挟んだ距離しか離れてないのに顔が全く見えないユウヒにいった。
「失敗って…え、なんで?」
「……髪を切ってるあいだ目をつむってたから…。」
…美容師さんもさぞ困っただろうな。
俺はいった。
「そりゃ目を閉じてたら前髪を切って欲しいと勘違いするに決まってる。」
顔の見えない彼女はストローでチューッとウーロン茶をススって呟いた。
「だって……恥ずかしいもん…」
まぁ、俺はもうどんな格好しても気にならないし。
そんな仕草が無茶苦茶可愛いとも思う。
けど、後ろの席の客がユウヒを見てヒソヒソと言ってるのが気にくわない。
俺はいった。
「ま、しゃーないし。次行くか。」
「うん♪」
とは…言ったものの…。
一応今日はユウヒたっての希望で新しくできた遊園地だったのだが…
「わーい♪」
「……」
まぁ…ちょっと想像は任せるよ。
その後はちょっと格好つけて夜景を見ながらのディナーなんかをしたんだが…
「おいし♪ー」
「…………」
「あ、あの…お客様?」
「あ、スイマセン。気にしないでください。ワイン追加で。」
ゴメン、想像は任せるな。
ディナーを終えて夜道を帰る途中、俺は呟いた。
「やっぱ凄い違和感だな……」
ユウヒは俺の隣でうつむきながらいった。
「ごめんね。ごめんね。」
俺は失言したと慌てていった。
「あ、ちが…そのなんだ。……今日は解散すっか。ユウヒもしばらくは色々不便だろ。」
俺はユウヒの頭を(もちろんフードの上からだけど)撫でてやった。
ユウヒは俺の袖をつまんでいった。
「イヤ!」
「はえ?」
俺は間抜けな声をだした。
ユウヒを見下ろすと本日初の素顔が見えた。
「せっかくの…デートだもん…。今日は悠と一緒に居たい…。」
大きなクリクリの瞳にちょっと涙を浮かべたユウヒ。そんな顔でそんなこと言われたら……
「えと…それは…。おっけーね…サイン?」
自分でもバカみたいなことを聞いてるのはわかってた。
ユウヒはキュッとつまんでいる袖に力をいれてゆっくりうなずいた。
「…じゃあ…行こうか。」
「…うん。」
ユウヒは腕に抱きついた。俺達は池袋のホテル街に向かった。
ーラブホテルー
シンプルにシャワールームとベッドがメインの部屋を借りた。
一応ユウヒにこの部屋でいいのかと聞いたらシンプルなのが大好きとの事だった。
「先にシャワー浴びるね。」
「あぁ。」
交代で俺もシャワーを浴びて出てみると。
ユウヒはタオル一枚でベッドの上で横になっていた。
「……しかし」
「いつでも…どうぞ」
言ってることはそのすごく色っぽいんだけど…
枕で顔をしっかり隠してる…
「やん…恥ずかしい…」
「……(色気も、ムードねぇ…と言いつつ、いただく訳だが。)」
俺はゆっくりユウヒの太ももに頬擦りした。
「髪の毛失敗した?」
「うん…目を開けたらバッサリ無くなってたの。」
俺はテーブルを挟んだ距離しか離れてないのに顔が全く見えないユウヒにいった。
「失敗って…え、なんで?」
「……髪を切ってるあいだ目をつむってたから…。」
…美容師さんもさぞ困っただろうな。
俺はいった。
「そりゃ目を閉じてたら前髪を切って欲しいと勘違いするに決まってる。」
顔の見えない彼女はストローでチューッとウーロン茶をススって呟いた。
「だって……恥ずかしいもん…」
まぁ、俺はもうどんな格好しても気にならないし。
そんな仕草が無茶苦茶可愛いとも思う。
けど、後ろの席の客がユウヒを見てヒソヒソと言ってるのが気にくわない。
俺はいった。
「ま、しゃーないし。次行くか。」
「うん♪」
とは…言ったものの…。
一応今日はユウヒたっての希望で新しくできた遊園地だったのだが…
「わーい♪」
「……」
まぁ…ちょっと想像は任せるよ。
その後はちょっと格好つけて夜景を見ながらのディナーなんかをしたんだが…
「おいし♪ー」
「…………」
「あ、あの…お客様?」
「あ、スイマセン。気にしないでください。ワイン追加で。」
ゴメン、想像は任せるな。
ディナーを終えて夜道を帰る途中、俺は呟いた。
「やっぱ凄い違和感だな……」
ユウヒは俺の隣でうつむきながらいった。
「ごめんね。ごめんね。」
俺は失言したと慌てていった。
「あ、ちが…そのなんだ。……今日は解散すっか。ユウヒもしばらくは色々不便だろ。」
俺はユウヒの頭を(もちろんフードの上からだけど)撫でてやった。
ユウヒは俺の袖をつまんでいった。
「イヤ!」
「はえ?」
俺は間抜けな声をだした。
ユウヒを見下ろすと本日初の素顔が見えた。
「せっかくの…デートだもん…。今日は悠と一緒に居たい…。」
大きなクリクリの瞳にちょっと涙を浮かべたユウヒ。そんな顔でそんなこと言われたら……
「えと…それは…。おっけーね…サイン?」
自分でもバカみたいなことを聞いてるのはわかってた。
ユウヒはキュッとつまんでいる袖に力をいれてゆっくりうなずいた。
「…じゃあ…行こうか。」
「…うん。」
ユウヒは腕に抱きついた。俺達は池袋のホテル街に向かった。
ーラブホテルー
シンプルにシャワールームとベッドがメインの部屋を借りた。
一応ユウヒにこの部屋でいいのかと聞いたらシンプルなのが大好きとの事だった。
「先にシャワー浴びるね。」
「あぁ。」
交代で俺もシャワーを浴びて出てみると。
ユウヒはタオル一枚でベッドの上で横になっていた。
「……しかし」
「いつでも…どうぞ」
言ってることはそのすごく色っぽいんだけど…
枕で顔をしっかり隠してる…
「やん…恥ずかしい…」
「……(色気も、ムードねぇ…と言いつつ、いただく訳だが。)」
俺はゆっくりユウヒの太ももに頬擦りした。