~翡翠夢想・後~
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ー裏庭ー
「水よし、ローソクよし、蚊取り線香よし…」
指さし確認でキビキビ動いていると後ろから声がした
「悠…着替え終わったぞ…なの」
「お…似合うじゃないか」
うす緑の生地に白の浮かし彫り風の蝶々をあしらった浴衣を着た翡翠
「…///…」
「まおも似合うな」
黒の生地に満月と散り桜をあしらった浴衣を着た真桜
「とって…つけた…言い方なの」
「はは…さて、じゃ夏の風物詩、花火やるか。」
俺は大きな花火セットを大量に並べる。
「…コクコクコクコク♪…」
「やってやる…なの」
「おぅ。」
俺も含め全員が一斉に花火に手を伸ばした。
バシュ!しゅ~~!
赤、緑、オレンジ…色とりどりに変わる手持ち花火
翡翠は一本一本を大事そうにやっていく。
「…♪…」
その姿がとても可愛く眺めてて癒される。
「よぉし、ドラゴンを一気に火をつけるか!」
テンションがあがり、十個くらいドラゴンを並べる俺
「火事になるだろー…なの」
バシュ!バシュ!バシュ!バシュ!バシュ!バシュ!バシュ!バシュ!バシュ!
「あ、危ない!こら!まお!連発花火を人に…向け…やめ…らめぇ!」
「…ぷっ…」
※冗談でも人に花火を向けるのは止めましょう。
一時間余り、うちの裏庭では小さな花火大会が開かれた…
その花火大会も終盤になり…
「……」
パチパチ…パチパチ…
小さく申し訳無さそうに火花が散る。
「やっぱり締めは線香花火だよな。」
「…コク…」
「…なぁ翡翠。楽しいか?」
「…コクコク♪…」
笑顔で頷く翡翠。
「そか…あ、そうだ海達大分元気になったそうだ。」
「…ほんと?…」
「あぁ。…今度は皆でやろうな。」
「…コク♪…」
「……」
こんな素直な笑顔が見れるなら……
夏休みの間くらい、子守りに専念するのも悪く無い気がする。
END
「水よし、ローソクよし、蚊取り線香よし…」
指さし確認でキビキビ動いていると後ろから声がした
「悠…着替え終わったぞ…なの」
「お…似合うじゃないか」
うす緑の生地に白の浮かし彫り風の蝶々をあしらった浴衣を着た翡翠
「…///…」
「まおも似合うな」
黒の生地に満月と散り桜をあしらった浴衣を着た真桜
「とって…つけた…言い方なの」
「はは…さて、じゃ夏の風物詩、花火やるか。」
俺は大きな花火セットを大量に並べる。
「…コクコクコクコク♪…」
「やってやる…なの」
「おぅ。」
俺も含め全員が一斉に花火に手を伸ばした。
バシュ!しゅ~~!
赤、緑、オレンジ…色とりどりに変わる手持ち花火
翡翠は一本一本を大事そうにやっていく。
「…♪…」
その姿がとても可愛く眺めてて癒される。
「よぉし、ドラゴンを一気に火をつけるか!」
テンションがあがり、十個くらいドラゴンを並べる俺
「火事になるだろー…なの」
バシュ!バシュ!バシュ!バシュ!バシュ!バシュ!バシュ!バシュ!バシュ!
「あ、危ない!こら!まお!連発花火を人に…向け…やめ…らめぇ!」
「…ぷっ…」
※冗談でも人に花火を向けるのは止めましょう。
一時間余り、うちの裏庭では小さな花火大会が開かれた…
その花火大会も終盤になり…
「……」
パチパチ…パチパチ…
小さく申し訳無さそうに火花が散る。
「やっぱり締めは線香花火だよな。」
「…コク…」
「…なぁ翡翠。楽しいか?」
「…コクコク♪…」
笑顔で頷く翡翠。
「そか…あ、そうだ海達大分元気になったそうだ。」
「…ほんと?…」
「あぁ。…今度は皆でやろうな。」
「…コク♪…」
「……」
こんな素直な笑顔が見れるなら……
夏休みの間くらい、子守りに専念するのも悪く無い気がする。
END