~翡翠夢想・中~
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せっかく来たのに河馬だけなのもあれだしと俺は翡翠を肩車して色々と周りはじめた。
正直いえば俺の方が楽しんでたかも知れないな…。
「やっぱり動物園ったら虎だよな。」
素敵な縞、凛とした髭…
あぁ…猫科最高
「…たかしみたい…」
「たかしみたい?……あぁ崇か…名は体を表すって奴だな」
虎の様に強く
王の風格を持ち
狗の気高さ
虎琥狗(ここく)……正にいい得てる。
対して俺は…
小鳥遊(たかなし)
鷹が居なくて、小鳥が遊べる平和な名前…
「…名は体を表してないなぁ」
ため息を吐く…
「…つぎいこ?…」
翡翠は?マークを浮かべて俺の頬をぺしぺしと叩く
「……そだな。」
虎と小鳥、王と民でもこうしてのんびり出来るなら今はそれでいいや。
らしくも無い事を考えながら俺達は次へ向かった。
……あ、あと月見里でやまなしって読むのは、山がなく月がよく見えるって意味だ、坂無でけがなしってのもある。
………
キリン、ウンピョウ、ウォンバット、ピューマ、ダチョウ、シマウマ、フラミンゴ…
近い動物を行き当たりバッタリに周ったが、ここの動物園は広すぎて全部は周り切れず閉園時間になってしまった。
「周り切れなかったな」
「…たのしかった…」
翡翠は俺の頭の上で呟く。
「崇に感謝だな。」
俺は手を伸ばして翡翠の頭を撫でてやる。
「…ゆうといっしょだったから…」
コテンと顎を頭に当ててくる。
「お前って結構男殺しのポイントついてくるな…」
「…ぽいんと?…」
「はは、何でも無い。また来ような。」
「…つぎはみんなできたい…」
「皆?」
「…うみとかなぎとかみんな…」
あぁ…そうか、翡翠は皆と居るのが一番幸せだもんな。
「よし、判った。海達が元気になったら復帰祝いに、っか知り合い全員呼ぶか」
「…コク…スゥスゥ…」
頭の上で聞こえる寝息…
「やれやれ…」
俺は落ちない様に翡翠を肩から降ろして腕に抱えてやる。
「…スゥスゥ…」
「幸せそうな寝顔だな…」
明日も何処かに連れてってやるか…
つづく…
ーオマケー
「……あれ?もしかして…俺このまま連れて帰るのか?」
チカッ!
「っ?なんだぁ?」
いきなりパッシングされたので睨んで見ると…
「ふっ…」
RVの窓が開き、本郷が来い来いと手招きする。
「ほ、本郷ぉ?」
こいつ今までまってたのか……?
正直いえば俺の方が楽しんでたかも知れないな…。
「やっぱり動物園ったら虎だよな。」
素敵な縞、凛とした髭…
あぁ…猫科最高
「…たかしみたい…」
「たかしみたい?……あぁ崇か…名は体を表すって奴だな」
虎の様に強く
王の風格を持ち
狗の気高さ
虎琥狗(ここく)……正にいい得てる。
対して俺は…
小鳥遊(たかなし)
鷹が居なくて、小鳥が遊べる平和な名前…
「…名は体を表してないなぁ」
ため息を吐く…
「…つぎいこ?…」
翡翠は?マークを浮かべて俺の頬をぺしぺしと叩く
「……そだな。」
虎と小鳥、王と民でもこうしてのんびり出来るなら今はそれでいいや。
らしくも無い事を考えながら俺達は次へ向かった。
……あ、あと月見里でやまなしって読むのは、山がなく月がよく見えるって意味だ、坂無でけがなしってのもある。
………
キリン、ウンピョウ、ウォンバット、ピューマ、ダチョウ、シマウマ、フラミンゴ…
近い動物を行き当たりバッタリに周ったが、ここの動物園は広すぎて全部は周り切れず閉園時間になってしまった。
「周り切れなかったな」
「…たのしかった…」
翡翠は俺の頭の上で呟く。
「崇に感謝だな。」
俺は手を伸ばして翡翠の頭を撫でてやる。
「…ゆうといっしょだったから…」
コテンと顎を頭に当ててくる。
「お前って結構男殺しのポイントついてくるな…」
「…ぽいんと?…」
「はは、何でも無い。また来ような。」
「…つぎはみんなできたい…」
「皆?」
「…うみとかなぎとかみんな…」
あぁ…そうか、翡翠は皆と居るのが一番幸せだもんな。
「よし、判った。海達が元気になったら復帰祝いに、っか知り合い全員呼ぶか」
「…コク…スゥスゥ…」
頭の上で聞こえる寝息…
「やれやれ…」
俺は落ちない様に翡翠を肩から降ろして腕に抱えてやる。
「…スゥスゥ…」
「幸せそうな寝顔だな…」
明日も何処かに連れてってやるか…
つづく…
ーオマケー
「……あれ?もしかして…俺このまま連れて帰るのか?」
チカッ!
「っ?なんだぁ?」
いきなりパッシングされたので睨んで見ると…
「ふっ…」
RVの窓が開き、本郷が来い来いと手招きする。
「ほ、本郷ぉ?」
こいつ今までまってたのか……?