~翡翠夢想・前~
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次の日…
ー小学校ー
校庭に保護者の車が集まり何処と無くザワつき気味の雰囲気…
「…(結局OKしちゃったよ)」
断るのも悪いしと粋な気負い(勢い)で来てしまった。
「しかし…弱ったな」
来たのはいいが翡翠のクラスを聞くのを忘れていた…
「…(しらみ潰しに教室みて行くか?)」
悩んでいると…
「悠?悠じゃないか!」
「はへ?」
聞き慣れた声に呼ばれ振り返ると…
「あれ?亮!何で?」
後ろにはネクタイ無しの制服姿の亮がいる。
「親は忙しいから、月美の授業参観だ。…悠こそ何で居る?」
「あ~…色々あって空さんの代わりに翡翠の授業参加に来たんだ。」
「色々あって?」
亮は首を傾げる。
「まぁ、歩きながら説明するわ。月美ちゃんと翡翠は確か同じクラスだったよな…」
「あぁ……もしかして教室解らなかったのか?」
「……うん。」
コクン…
悠は小さく頷く…
「…行こうか」
「うん…」
亮と悠は話ながら教室に向かって行く…
………
ー6年A組(教室)ー
ざわざわ…
きゃっ…きゃっ…
わいわい…
生徒達は校庭や廊下を仕切りに見たりして騒がしい教室…
「……」
そんな中1人静かに授業の準備をする。
自慢の猫耳っぽい髪がへにゃり気味の春野翡翠…
「やっぱり、海ちゃんと星凪ちゃん来れなかったんだね…」
三つ編みをお団子にした独創的な髪型の岡崎月美が話しかける。
「…うん、いんふるえんざ…」
「残念だね…ひすいちゃん今日だれか見に来る?」
「…フルフル…」
翡翠は首を横に振る。
「じゃ…わたしと同じだね。」
「…?…」
「わたしも今日、おとーさんもお母さんも来れないんだ…。」
「…さみしい?…」
へにゃってた猫耳の様な髪が少し起き上がる…
「少し…けど、仕方ないよね。」
月美は、仕方ない仕方ないと頷きながら笑顔を見せる
「…つきみえらい…」
なでなで…
翡翠は月美の頭を優しく撫でる。
「……ありがとう。」
「…じ~…」
「あ…はい。」
撫で撫で…
今度は月美が翡翠の頭を撫でる。
「…♪…」
ぴこっん!
翡翠は小さくはにかみ猫耳髪が復活する。
ガララァ…
「はーい、皆さん授業始めますよ~」
担任の先生が入ると同時に生徒は後ろの保護者を気にしながら席に着く。
ー小学校ー
校庭に保護者の車が集まり何処と無くザワつき気味の雰囲気…
「…(結局OKしちゃったよ)」
断るのも悪いしと粋な気負い(勢い)で来てしまった。
「しかし…弱ったな」
来たのはいいが翡翠のクラスを聞くのを忘れていた…
「…(しらみ潰しに教室みて行くか?)」
悩んでいると…
「悠?悠じゃないか!」
「はへ?」
聞き慣れた声に呼ばれ振り返ると…
「あれ?亮!何で?」
後ろにはネクタイ無しの制服姿の亮がいる。
「親は忙しいから、月美の授業参観だ。…悠こそ何で居る?」
「あ~…色々あって空さんの代わりに翡翠の授業参加に来たんだ。」
「色々あって?」
亮は首を傾げる。
「まぁ、歩きながら説明するわ。月美ちゃんと翡翠は確か同じクラスだったよな…」
「あぁ……もしかして教室解らなかったのか?」
「……うん。」
コクン…
悠は小さく頷く…
「…行こうか」
「うん…」
亮と悠は話ながら教室に向かって行く…
………
ー6年A組(教室)ー
ざわざわ…
きゃっ…きゃっ…
わいわい…
生徒達は校庭や廊下を仕切りに見たりして騒がしい教室…
「……」
そんな中1人静かに授業の準備をする。
自慢の猫耳っぽい髪がへにゃり気味の春野翡翠…
「やっぱり、海ちゃんと星凪ちゃん来れなかったんだね…」
三つ編みをお団子にした独創的な髪型の岡崎月美が話しかける。
「…うん、いんふるえんざ…」
「残念だね…ひすいちゃん今日だれか見に来る?」
「…フルフル…」
翡翠は首を横に振る。
「じゃ…わたしと同じだね。」
「…?…」
「わたしも今日、おとーさんもお母さんも来れないんだ…。」
「…さみしい?…」
へにゃってた猫耳の様な髪が少し起き上がる…
「少し…けど、仕方ないよね。」
月美は、仕方ない仕方ないと頷きながら笑顔を見せる
「…つきみえらい…」
なでなで…
翡翠は月美の頭を優しく撫でる。
「……ありがとう。」
「…じ~…」
「あ…はい。」
撫で撫で…
今度は月美が翡翠の頭を撫でる。
「…♪…」
ぴこっん!
翡翠は小さくはにかみ猫耳髪が復活する。
ガララァ…
「はーい、皆さん授業始めますよ~」
担任の先生が入ると同時に生徒は後ろの保護者を気にしながら席に着く。