-外伝-柏流訓練(知)
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「とりあえずこのくらいだな。」
ホワイトボードには…
パワー型・スピード型
防御型・バランス型
理合型・天才型
異能型
と書かれた部分をレーザーポイントで示す。
「8個だな。俺はパワー型って奴か?」
「そうだ。パワーとは力。つまりは筋力、筋力は鍛えれば着くがでかくなれば成る程扱い難い、しかも筋肉で固めると動き難い。体力は上がるが同時に体力の消費力も上がる。」
「……良いとこ無しか?」
「アホが…」
「痛!」
さっきまで使っていたペンを金剛の頭にぶつける。
「ボディービルみたいに筋力のみに重点をおく場合だ。」
「そ、そうか(投げるなよ…)」
「結局喧嘩で最後に物を言うのは相手を圧倒的に叩き潰し捩じ伏せる力だ。力み無くして破壊のカタルシスはあり得無い。」
「……」
「考えてみろ。悠や摩耶がお前と正面からぶつかるか?合わない、出来ないんだよ。正面から殴り合ったら100%負けるからな。」
「…」
「ちなみに…悠はバランス、氷室、摩耶は理合だな。岡崎はスピードか防御って処だろ。」
「…悠はバランスなのか?」
「バランスだけど、オールラウンダーに近ぇ。筋肉の絞り込み方、柔軟性、武技術、知識、ムカつく話理想的なタイプだ。」
「それは、天才って奴じゃ無いのか?」
「天才じゃねぇ、天才ってのは本当に一握りだ。」
柏はギュッと拳を握る。
「…異能ってのは?」
「これは論外、気にしなくてもいい存在しない物だ……で次に…」
その後、暫く力の流れ、量、質、武術の歴史に理合と…軽く4、5時間話された。
「……っで、結局この授業は何が言いたいんだ?」
「……結局、てめぇが弱いのは武を嘗めてて、頭が悪いからだって事が言いたいんだよ!ボケ!」
ぴっ…ガシャゴン!
「っ?!!」
パイプ椅子が投げられ、咄嗟に机の下に隠れたが…
椅子はザッグリと壁に刺さっている……
「お前…本当に馬鹿野郎か?脳ミソ筋肉ですか?」
柏は第二投めの椅子を持ち上げる。
「ちょ!ま、待て落ち着け。」
「なら…何を学んだ?」
「え…」
「な・に・を・学・ん・だ?」
メシシッ…
握っているパイプ椅子の足が潰れていく…
答えを間違えたら死ぬ……
「えーあー…よ、要するに俺は喧嘩しか知らねぇから武術を学べって事…ですか?」
机を盾にしながら柏をみると
「…ニッ」
柏はニッコリと笑う。
「あ、せ、正解か?」
ビュガァァン!
ベキッ!
椅子が恐ろしいスピード突き刺さりで盾にしていた机をへし折る。
「っ…(ヤベ間違ってたか)」
「半分正解だ。」
「ッオイ!何で投げた!」
「ふぅ~……」
柏は悪びれた様子無くタバコを吸う。
「お前は武術を学ぶんじゃなく、それに耐えきる身体を創り動きを読め。お前が武術を使う必要はない。」
「……何か矛盾してないか?」
「ふん、少しは物考えれる様になったな。矛盾してるよ、だからお前は俺に着いてこい最強にしてやる。」
「……柏、一つだけ間違ってるぜ。」
「あ?」
「俺は最強になりたい訳じゃ無い……弥一さんも梔さんも興味無い。ただ……悠を超えたいだけだ。」
「……」
「……」
「……アホが、トレーニングに戻るぞ」
「あ?あぁ…」
殴られるつもりだったが柏は何も言わずに会議ルームから出ていく。
「……(馬鹿野郎が…悠を超えたいだけ…ってのは……)」
最強を目指すってのと同じなんだよ…
「ふふ…(馬鹿を育てるのは本当に苦労するぜ。)」
END
ホワイトボードには…
パワー型・スピード型
防御型・バランス型
理合型・天才型
異能型
と書かれた部分をレーザーポイントで示す。
「8個だな。俺はパワー型って奴か?」
「そうだ。パワーとは力。つまりは筋力、筋力は鍛えれば着くがでかくなれば成る程扱い難い、しかも筋肉で固めると動き難い。体力は上がるが同時に体力の消費力も上がる。」
「……良いとこ無しか?」
「アホが…」
「痛!」
さっきまで使っていたペンを金剛の頭にぶつける。
「ボディービルみたいに筋力のみに重点をおく場合だ。」
「そ、そうか(投げるなよ…)」
「結局喧嘩で最後に物を言うのは相手を圧倒的に叩き潰し捩じ伏せる力だ。力み無くして破壊のカタルシスはあり得無い。」
「……」
「考えてみろ。悠や摩耶がお前と正面からぶつかるか?合わない、出来ないんだよ。正面から殴り合ったら100%負けるからな。」
「…」
「ちなみに…悠はバランス、氷室、摩耶は理合だな。岡崎はスピードか防御って処だろ。」
「…悠はバランスなのか?」
「バランスだけど、オールラウンダーに近ぇ。筋肉の絞り込み方、柔軟性、武技術、知識、ムカつく話理想的なタイプだ。」
「それは、天才って奴じゃ無いのか?」
「天才じゃねぇ、天才ってのは本当に一握りだ。」
柏はギュッと拳を握る。
「…異能ってのは?」
「これは論外、気にしなくてもいい存在しない物だ……で次に…」
その後、暫く力の流れ、量、質、武術の歴史に理合と…軽く4、5時間話された。
「……っで、結局この授業は何が言いたいんだ?」
「……結局、てめぇが弱いのは武を嘗めてて、頭が悪いからだって事が言いたいんだよ!ボケ!」
ぴっ…ガシャゴン!
「っ?!!」
パイプ椅子が投げられ、咄嗟に机の下に隠れたが…
椅子はザッグリと壁に刺さっている……
「お前…本当に馬鹿野郎か?脳ミソ筋肉ですか?」
柏は第二投めの椅子を持ち上げる。
「ちょ!ま、待て落ち着け。」
「なら…何を学んだ?」
「え…」
「な・に・を・学・ん・だ?」
メシシッ…
握っているパイプ椅子の足が潰れていく…
答えを間違えたら死ぬ……
「えーあー…よ、要するに俺は喧嘩しか知らねぇから武術を学べって事…ですか?」
机を盾にしながら柏をみると
「…ニッ」
柏はニッコリと笑う。
「あ、せ、正解か?」
ビュガァァン!
ベキッ!
椅子が恐ろしいスピード突き刺さりで盾にしていた机をへし折る。
「っ…(ヤベ間違ってたか)」
「半分正解だ。」
「ッオイ!何で投げた!」
「ふぅ~……」
柏は悪びれた様子無くタバコを吸う。
「お前は武術を学ぶんじゃなく、それに耐えきる身体を創り動きを読め。お前が武術を使う必要はない。」
「……何か矛盾してないか?」
「ふん、少しは物考えれる様になったな。矛盾してるよ、だからお前は俺に着いてこい最強にしてやる。」
「……柏、一つだけ間違ってるぜ。」
「あ?」
「俺は最強になりたい訳じゃ無い……弥一さんも梔さんも興味無い。ただ……悠を超えたいだけだ。」
「……」
「……」
「……アホが、トレーニングに戻るぞ」
「あ?あぁ…」
殴られるつもりだったが柏は何も言わずに会議ルームから出ていく。
「……(馬鹿野郎が…悠を超えたいだけ…ってのは……)」
最強を目指すってのと同じなんだよ…
「ふふ…(馬鹿を育てるのは本当に苦労するぜ。)」
END