-外伝-柏流訓練(知)
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「……って言われたよ。」
ギッ…ギッ…
腕立て伏せをしながら昨日の話を伝える。
「……他には」
柏は金剛の背中に胡座を描いて座りふっーと煙を吐き出す。
「ふっ…つまり…ふっ…、一眼二足三胆四力とは武の神髄…ふっ」
「……正解だ。けど…」
「けど?」
「悠に聞くな!」
じゅ…
「熱!」
背中に灰を落とされバッと身体を振るう様に動く。
「ふっー…」
柏は既に金剛の背中から離れて様子を見ている。
「おま!無茶苦茶するな!」
「あ?直接当てられ無かっただけありがたいと思え。」
「……」
何がありがたい…と言いたげに見ていたが…
「…オラ!」
ビュバッ!
「っ゛ぉ!」
顔の側ギリギリを蹴りが抜けて行く…
「お…少しは反応良くなったな」
「…あ…ぁぁ」
たまたま、当たらなかっただけで避けた訳では無かったが金剛はとりあえず頷いた…
「ふむ、じゃそろそろ次の段階にいくべきか…」
「次の段階?」
また蹴られるとたまらないと立ち上がり少し距離を空ける。
「お前悠が言いたかった事の本当の意味に気づいたか?」
「本当の意味?」
「…要はお前の力(筋力)は間違い無く俺や悠より優れてる」
柏はコッコッと金剛の右腕を軽く突っつく。
「が……勝てない。」
「む…」
「摩耶にしてもそうだ、体重、身長、筋力すべて勝っているのに勝てない。」
「…」
「どうしてか解るか?」
「俺が弱いから?」
「違う、お前はむしろ強い。」
「…」
柏はこう言う事で嘘をつかないので強いと言われ少し身体が暑くなる…
「ふぅ…いいか?お前に足り無いのは…」
「ゴクッ…足り無いのは…」
息を飲み柏から放たれる言葉に覚悟をする。
「柔軟性…」
「柔軟性か」
言われて見れば悠、摩耶、氷室、柏…誰も彼も自分とは比べ物にならない位柔らかい…
「踏み込み」
「え?」
「俊敏、反射神経、攻夫、重心移動、腕の回天力、防御、受け身、流し、知識…」
柏は次々と足り物を言い並べていくが同時に金剛の心を壊していく…
ギッ…ギッ…
腕立て伏せをしながら昨日の話を伝える。
「……他には」
柏は金剛の背中に胡座を描いて座りふっーと煙を吐き出す。
「ふっ…つまり…ふっ…、一眼二足三胆四力とは武の神髄…ふっ」
「……正解だ。けど…」
「けど?」
「悠に聞くな!」
じゅ…
「熱!」
背中に灰を落とされバッと身体を振るう様に動く。
「ふっー…」
柏は既に金剛の背中から離れて様子を見ている。
「おま!無茶苦茶するな!」
「あ?直接当てられ無かっただけありがたいと思え。」
「……」
何がありがたい…と言いたげに見ていたが…
「…オラ!」
ビュバッ!
「っ゛ぉ!」
顔の側ギリギリを蹴りが抜けて行く…
「お…少しは反応良くなったな」
「…あ…ぁぁ」
たまたま、当たらなかっただけで避けた訳では無かったが金剛はとりあえず頷いた…
「ふむ、じゃそろそろ次の段階にいくべきか…」
「次の段階?」
また蹴られるとたまらないと立ち上がり少し距離を空ける。
「お前悠が言いたかった事の本当の意味に気づいたか?」
「本当の意味?」
「…要はお前の力(筋力)は間違い無く俺や悠より優れてる」
柏はコッコッと金剛の右腕を軽く突っつく。
「が……勝てない。」
「む…」
「摩耶にしてもそうだ、体重、身長、筋力すべて勝っているのに勝てない。」
「…」
「どうしてか解るか?」
「俺が弱いから?」
「違う、お前はむしろ強い。」
「…」
柏はこう言う事で嘘をつかないので強いと言われ少し身体が暑くなる…
「ふぅ…いいか?お前に足り無いのは…」
「ゴクッ…足り無いのは…」
息を飲み柏から放たれる言葉に覚悟をする。
「柔軟性…」
「柔軟性か」
言われて見れば悠、摩耶、氷室、柏…誰も彼も自分とは比べ物にならない位柔らかい…
「踏み込み」
「え?」
「俊敏、反射神経、攻夫、重心移動、腕の回天力、防御、受け身、流し、知識…」
柏は次々と足り物を言い並べていくが同時に金剛の心を壊していく…