ー裏闘路ー

「なんだと・・・」

つかさの話によるとかがみとつかさは買い物に来ていて、帰り道に三人組に絡まれかがみがしつこさに腹を立てて殴ってしまい追いかけて来られたがかがみが囮になりつかさは逃げれたが携帯を落としてしまい泣いてる所に偶然千草が通りかかり今に至る用だ。

「話を聞く限り、この娘らは悪く無いわ」

「ちょっと待て」

俺はかがみの携帯に電話を掛ける。

ﾌﾟﾙﾙﾙ ﾌﾟﾙﾙﾙ ﾌﾟﾙﾙﾙ
ｶﾞﾁｬ
「もしもし！かが」

言い終わる前に

「悠君助けて！」
「電話取り上げろ」
ﾌﾞﾂ、ツー、ツー

最悪の電話が切れる。

「ゆうくん？」

つかさが不安な顔をする。
「千草、つかさを送ってやってくれ」

俺は後ろを向かずに言う。
「ゆうくん、お姉ちゃんは？」

「大丈夫、だからつかさは先に帰っててくれってさ」
「ゆうくん、本当？」

「うん、向かえに行って来るから安心してくれ」

俺はあくまでも優しく伝える。

「大丈夫だよ、つかさちゃん悠に任せときなって」

千草は明るく言う。

「・・・うん、ゆうくんお願いね」

つかさは千草に任せて送ってもらい


裏闘路の空気は一気に冷えていく。

「悠さん・・・」

「なぁ悪いけど今すぐ集めれる奴全員集めてくれ、直也着いてこい連絡係になって貰うぞ・・・」

「は、はい！」

俺は走り出す。