怖いもの?ありません!
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ー地下1階ー
「空気悪いな…」
「何か、変な臭い…」
地下に降りて進むにつれ空気の濁りが濃くなってくる。
「クンクン…薬品の臭いだなこりゃ」
「薬?」
「多分ここ、元は病院だったんだろうな。」
さっきから放置された台車や使われていた車椅子が見える。
「足場も瓦礫が酷いね…きゃ!」
ガッ!
優日はただでさえ視野が狭くなっていて、瓦礫に蹴躓き倒れそうになる…
グィ!パシッ!
「おっ…と、セーフ。」
「あ、ありがとう…」
手を繋いでいたので、悠は抱き寄せる様にたち直させる。
「いえいえ。それより…これいいのか?」
「え?あ……」
悠の左手にはさっきまで被っていた、迷彩柄のニット帽がある。
「~~~////!」
優日は顔中を真っ赤にして両手で顔を覆う。
「おわ!こら!落ち着け暴れるな!」
「~~///!?」
握っていた手を離して顔を覆うので悠は慌てて両肩を掴む。
「ぅ~、か、顔近い!見ないで!」
「判ったから落ち着け!ほら帽子!」
ニット帽を渡して後ろに向く。
………
数分後…
「……ごめん。」
「いや、いいよ。っか、振り向いていいか?」
「うん。」
落ち着いた様なので振り向き手を伸ばす。
「ホントにごめん。」
「いいよ、気にしてない。それに顔見れて得した。」
「う//…」
「にゃはは。行くぞ。」
………
ー手術室ー
「悠ここ…入るの?」
「稲葉の奴は絶対こういう所に置く。」
「だよね…」
きぃ…
手術室の扉を開き中に入る。
「あった…」
手術台の上にノートが置かれている。
「名前…書いて写真だよね?」
「さっさと終わらそう。」
名前を書き込み…
デジカメを構える。
「撮るぞ?」
「うん。」
パシャ!
ガササッ!
「「!!」」
フラッシュと同時に何かが背後で動いた。
「…悠い、今……」
声を震わして優日は悠にピタッと張り付く。
「……誰かいるのか?」
ジャラ…パンッ!パンッ!パンッ!チャリン…チャリン…チャリン…
質問と同時に悠はポケットに入ってあった小銭を音のした方に射ち放ったが壁に当たり地面に落下する落としかしない。
「…風か何かだな。」
「本当?」
「おう、さっ行こう。」
「う、うん…あ……」
「どうした?」
「あ、足が震えて…」
優日の足を見るとプルプルと揺れている。
「…くくっ。」
「わ、笑わないでよ!恐かったんだから仕方ないでしょ!」
「悪い悪い。歩けるか?」
「……ちょっと無理」
「オンブと抱っこどっちがいい?」
「……」
「お姫様抱っこも可だが?」
「オンブで…」
「判ったじゃ、懐中電灯頼むな。」
………
「空気悪いな…」
「何か、変な臭い…」
地下に降りて進むにつれ空気の濁りが濃くなってくる。
「クンクン…薬品の臭いだなこりゃ」
「薬?」
「多分ここ、元は病院だったんだろうな。」
さっきから放置された台車や使われていた車椅子が見える。
「足場も瓦礫が酷いね…きゃ!」
ガッ!
優日はただでさえ視野が狭くなっていて、瓦礫に蹴躓き倒れそうになる…
グィ!パシッ!
「おっ…と、セーフ。」
「あ、ありがとう…」
手を繋いでいたので、悠は抱き寄せる様にたち直させる。
「いえいえ。それより…これいいのか?」
「え?あ……」
悠の左手にはさっきまで被っていた、迷彩柄のニット帽がある。
「~~~////!」
優日は顔中を真っ赤にして両手で顔を覆う。
「おわ!こら!落ち着け暴れるな!」
「~~///!?」
握っていた手を離して顔を覆うので悠は慌てて両肩を掴む。
「ぅ~、か、顔近い!見ないで!」
「判ったから落ち着け!ほら帽子!」
ニット帽を渡して後ろに向く。
………
数分後…
「……ごめん。」
「いや、いいよ。っか、振り向いていいか?」
「うん。」
落ち着いた様なので振り向き手を伸ばす。
「ホントにごめん。」
「いいよ、気にしてない。それに顔見れて得した。」
「う//…」
「にゃはは。行くぞ。」
………
ー手術室ー
「悠ここ…入るの?」
「稲葉の奴は絶対こういう所に置く。」
「だよね…」
きぃ…
手術室の扉を開き中に入る。
「あった…」
手術台の上にノートが置かれている。
「名前…書いて写真だよね?」
「さっさと終わらそう。」
名前を書き込み…
デジカメを構える。
「撮るぞ?」
「うん。」
パシャ!
ガササッ!
「「!!」」
フラッシュと同時に何かが背後で動いた。
「…悠い、今……」
声を震わして優日は悠にピタッと張り付く。
「……誰かいるのか?」
ジャラ…パンッ!パンッ!パンッ!チャリン…チャリン…チャリン…
質問と同時に悠はポケットに入ってあった小銭を音のした方に射ち放ったが壁に当たり地面に落下する落としかしない。
「…風か何かだな。」
「本当?」
「おう、さっ行こう。」
「う、うん…あ……」
「どうした?」
「あ、足が震えて…」
優日の足を見るとプルプルと揺れている。
「…くくっ。」
「わ、笑わないでよ!恐かったんだから仕方ないでしょ!」
「悪い悪い。歩けるか?」
「……ちょっと無理」
「オンブと抱っこどっちがいい?」
「……」
「お姫様抱っこも可だが?」
「オンブで…」
「判ったじゃ、懐中電灯頼むな。」
………