怖いもの?ありません!
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ー廃墟内部ー
「中々雰囲気あるな…」
壁はボロボロ、落書きだらけ、空気が淀んでいる。
「ちょっと、怖いな…」
優日はニット帽を少し挙げて前を見やすくするが相変わらず目は確り隠れている。
「悪いな一番になって。」
「あ、違うよ。そう言う意味じゃ無いから。」
優日は慌てて一番が嫌とかじゃ無いと首を振る。
「なら良かった…っか本当に暗いな…」
悠は足元を優日は前を照らしているが気を着けないと普通に転びそうだ。
「悠は怖く無いの?」
「そうだな…明かりもあるし2人だしな。」
「あ、意外悠は怖い物何か無いって言いそうなのに。」
優日はヒョコッと悠の顔を覗き込みながら歩く。
「結構怖がりよ?俺。」
「全然怖がって見えないけど?」
「優日の前だから格好つけてる。」
「あはは、悠の格好つけ~♪」
「なので幽霊が出ても優日が何とかしてくれ。」
「え゛?」
「にひひ」
悠は愉快そうに笑って優日の肩を叩く。
「ゆ、幽霊居るの?」
「さぁな…けど稲葉が言ったからな……不安だ。」
「稲葉ちゃんだもんね…」
稲葉が『出る』と言うと本当に出る気がしてたまらない。
暫く歩いていると地下へ行く扉を見つけて階段を降りていく。
コッコッコッ…
「……何か本当に怖くなってきた…」
「……」
急に悠が立ち止まり、手を優日の前に伸ばし静止させる。
「悠?どうしたの?」
「……何かの気配がする。」
「ぇっ…」
冗談で驚かそうとかそう言った表情では無い悠に優日の背中に冷たい物が走る…
「……一応連絡するか…」
悠は前を向いたまま携帯をかける。
プルル…プルル…
[はい?どうしたの?]
「稲葉、一応聞くけど驚かし役の人間とか配置してねぇよな?」
[そんな処で驚かし役をやる人間何か居るわけ無いでしょ。]
「……どうも。」
電話を切り…
「優日大変な事が判った。驚かし役は居ないそうだ。」
「大変すぎだよ…」
「「……」」
「行くか…」
「やっぱり行くんだ…」
「大丈夫、罰ゲームはさせねぇから」
暗くて分かりにくいが、悠は「にゃはは」と猫の様な八重歯を見せ手を伸ばす。
「うん、お願いね。」
悠の手を握り地下へ降りていく…
「中々雰囲気あるな…」
壁はボロボロ、落書きだらけ、空気が淀んでいる。
「ちょっと、怖いな…」
優日はニット帽を少し挙げて前を見やすくするが相変わらず目は確り隠れている。
「悪いな一番になって。」
「あ、違うよ。そう言う意味じゃ無いから。」
優日は慌てて一番が嫌とかじゃ無いと首を振る。
「なら良かった…っか本当に暗いな…」
悠は足元を優日は前を照らしているが気を着けないと普通に転びそうだ。
「悠は怖く無いの?」
「そうだな…明かりもあるし2人だしな。」
「あ、意外悠は怖い物何か無いって言いそうなのに。」
優日はヒョコッと悠の顔を覗き込みながら歩く。
「結構怖がりよ?俺。」
「全然怖がって見えないけど?」
「優日の前だから格好つけてる。」
「あはは、悠の格好つけ~♪」
「なので幽霊が出ても優日が何とかしてくれ。」
「え゛?」
「にひひ」
悠は愉快そうに笑って優日の肩を叩く。
「ゆ、幽霊居るの?」
「さぁな…けど稲葉が言ったからな……不安だ。」
「稲葉ちゃんだもんね…」
稲葉が『出る』と言うと本当に出る気がしてたまらない。
暫く歩いていると地下へ行く扉を見つけて階段を降りていく。
コッコッコッ…
「……何か本当に怖くなってきた…」
「……」
急に悠が立ち止まり、手を優日の前に伸ばし静止させる。
「悠?どうしたの?」
「……何かの気配がする。」
「ぇっ…」
冗談で驚かそうとかそう言った表情では無い悠に優日の背中に冷たい物が走る…
「……一応連絡するか…」
悠は前を向いたまま携帯をかける。
プルル…プルル…
[はい?どうしたの?]
「稲葉、一応聞くけど驚かし役の人間とか配置してねぇよな?」
[そんな処で驚かし役をやる人間何か居るわけ無いでしょ。]
「……どうも。」
電話を切り…
「優日大変な事が判った。驚かし役は居ないそうだ。」
「大変すぎだよ…」
「「……」」
「行くか…」
「やっぱり行くんだ…」
「大丈夫、罰ゲームはさせねぇから」
暗くて分かりにくいが、悠は「にゃはは」と猫の様な八重歯を見せ手を伸ばす。
「うん、お願いね。」
悠の手を握り地下へ降りていく…