真面目な恋
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ー3ーB教室ー
「それにしても派手に改造したね。」
こなたは悠のシャツをまじまじと見る。
「にゃはは、良い感じだろ?」
悠は自慢気に両手を広げて見せびらかす。
「けど…これ絶対怒られない?」
「ボタンさえしてなけりゃバレない。」
「ボタンして無くても怒られると思うよ……」
「まぁ…流石に呼び出されたりはしねぇだろ…」
「けど、朝まゆまゆに捕まったんでしょ?」
~ピンポンパンポン~
【3年B組小鳥遊悠。生徒会室に今すぐ来てください。】
~ピンポンパンポン~
「……」
「行ってらっしゃい。」
「行きたくね~…」
………
ー生徒会議室ー
呼び出されてすぐに生徒会議室に向かって中に入る…
「ちぃ~す。」
「……」
中にはまゆだけがいて中央の席に座っている。
「何かご用で?」
「制服改造の事だ。本来なら反省文と課題をしてもらうが…君には効果が無いと黒井先生が嘆いてたよ。」
「はは、そりゃ残念だ。」
「はぁ…反省して貰わないと困るんだ。」
悪戯の止まらない小学生を見るような目で悠を見つめる。
「にゃはは、悪かったって反省してます。」
悠はまったく反省の色を見せず無邪気に笑う。
「そうかなら、次の生徒会議に使う資料とここの掃除をするように。」
「はい?」
「今日中によろしくね。」
まゆの笑顔が悪魔に見えた。
「は、はは…わかりました(授業サボッてやるか…)」
「あ、勿論授業中にやらないようにな。掃除は放課後にするように。」
「………わかりました…(先に釘刺された…)」
「うん、では行っていいよ。」
…………
ー放課後ー
「はぁ…何でこんな目に…」
昼休みには資料を作り。
放課後になるとちゃんと掃除始めた。
「窓よし床よし机よし…」
床掃きに水拭きにワックスまで掛けた、ほぼ大掃除の域だ。
「完璧だな…ホコリひとつない。」
満足感と充実感に浸って居ると扉が開き。
「どうやら終わったようだね。」
まゆが入ってきた。
「終わったよ。文句無いだろ?」
「うん、悠に任せて正解だったよ。」
「なら、帰らせて貰うぞ。」
掃除道具を纏めて肩に担いで悠は出ていこうとする。
「あ、あ~悠?」
「ん?」
「明日は何か予定は入っているか?」
「明日?今日からオールでゲームやるつもりだが?」
悠は両手をワキワキと動かす。
「不健康的だな…よし、仕方ない明日は僕と出掛けよう。」
「え…?」
「コホンまぁ、その何だ…君は僕が見てないとダラケ過ぎるからな。」
「……」
「な、何だ?」
「いや…デレが来たな~って。」
「でれ?」
「何でも無い。初デート楽しみにしとくよ。じゃあな。」
ポフポフ
悠は二度とまゆの頭を撫でて掃除道具を片付けにいく。
………
「それにしても派手に改造したね。」
こなたは悠のシャツをまじまじと見る。
「にゃはは、良い感じだろ?」
悠は自慢気に両手を広げて見せびらかす。
「けど…これ絶対怒られない?」
「ボタンさえしてなけりゃバレない。」
「ボタンして無くても怒られると思うよ……」
「まぁ…流石に呼び出されたりはしねぇだろ…」
「けど、朝まゆまゆに捕まったんでしょ?」
~ピンポンパンポン~
【3年B組小鳥遊悠。生徒会室に今すぐ来てください。】
~ピンポンパンポン~
「……」
「行ってらっしゃい。」
「行きたくね~…」
………
ー生徒会議室ー
呼び出されてすぐに生徒会議室に向かって中に入る…
「ちぃ~す。」
「……」
中にはまゆだけがいて中央の席に座っている。
「何かご用で?」
「制服改造の事だ。本来なら反省文と課題をしてもらうが…君には効果が無いと黒井先生が嘆いてたよ。」
「はは、そりゃ残念だ。」
「はぁ…反省して貰わないと困るんだ。」
悪戯の止まらない小学生を見るような目で悠を見つめる。
「にゃはは、悪かったって反省してます。」
悠はまったく反省の色を見せず無邪気に笑う。
「そうかなら、次の生徒会議に使う資料とここの掃除をするように。」
「はい?」
「今日中によろしくね。」
まゆの笑顔が悪魔に見えた。
「は、はは…わかりました(授業サボッてやるか…)」
「あ、勿論授業中にやらないようにな。掃除は放課後にするように。」
「………わかりました…(先に釘刺された…)」
「うん、では行っていいよ。」
…………
ー放課後ー
「はぁ…何でこんな目に…」
昼休みには資料を作り。
放課後になるとちゃんと掃除始めた。
「窓よし床よし机よし…」
床掃きに水拭きにワックスまで掛けた、ほぼ大掃除の域だ。
「完璧だな…ホコリひとつない。」
満足感と充実感に浸って居ると扉が開き。
「どうやら終わったようだね。」
まゆが入ってきた。
「終わったよ。文句無いだろ?」
「うん、悠に任せて正解だったよ。」
「なら、帰らせて貰うぞ。」
掃除道具を纏めて肩に担いで悠は出ていこうとする。
「あ、あ~悠?」
「ん?」
「明日は何か予定は入っているか?」
「明日?今日からオールでゲームやるつもりだが?」
悠は両手をワキワキと動かす。
「不健康的だな…よし、仕方ない明日は僕と出掛けよう。」
「え…?」
「コホンまぁ、その何だ…君は僕が見てないとダラケ過ぎるからな。」
「……」
「な、何だ?」
「いや…デレが来たな~って。」
「でれ?」
「何でも無い。初デート楽しみにしとくよ。じゃあな。」
ポフポフ
悠は二度とまゆの頭を撫でて掃除道具を片付けにいく。
………