おかしな話し
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-小鳥遊家(台所)-
「…ダメだな」
家に帰った後、何度かケーキ、クッキー、パン色々作ってみたが…
小雪のケーキを超えるものは作れない。
「……何かもっといいものが…」
冷蔵庫の中を探ってみるが…
「むむ…」
限られた食材しか残っていない…
「…冷凍庫に何かあっ……冷凍…」
バッ!
ポケットから携帯を取り出し、ディスプレイを見る。
2時44分…
「よし…」
電話を掛け…
ぷるるる…ぷるるる…
「流石に出ないか」
ぷるるる……がちゃ
[はい?なんですかな?]
「柳悪い今すぐNitrogenを用意してくれ」
[また、行き成りですなぁ…ふぁあ~老骨に無茶をさせて後で訴えますぞ?]
「悪いって頼むよ。」
[わかりました、しかし、一時間は掛かりますからの…]
「了解…」
………
-男爵-
次の日…
男爵にみんなで集まり。
「いや~小雪ちゃんのケーキサイコーだね~」
「ほんとに~、こゆきちゃんおいしいよ~」
「えへへ、よかった♪」
こなたとつかさは大絶賛する。
「あむっ…本当ね、おじいちゃん。これうちのメニューにしない?」
「はっはっ、私にこの味は作れないな、どうだい久瀬君うちで働かないか?」
「…美味い。」
千草も轟もうまいと絶賛して、亮にいたっては既に食べ終えている。
「えへへ、あっそうだ!これ小鳥君が昨日作ったケーキ何だけど…」
「悠の?そう言えば今日は見てないわね?」
稲葉は紅茶を一口すする。
「悠ってば今日学校休んだんだよ。」
「そうなんだ、小鳥君どうしたんだろ?まぁ…折角だし小鳥君のケーキも食べ…」
パタン!!
「ちょっと待った――!!!」
「「「ぶっ!!」」」
突然扉が開いて、悠が飛び込んでくる!
「悠、扉はゆっくりあけてくれ。」
轟は噴き出した紅茶を拭きつつ突っ込む。
「わりぃわりぃ、マスター。チョイと厨房借りるぜ。」
「ああ構わんが…」
「小雪ちょっと待ってろよ!絶対そのケーキ食うな!」
「う、うん。わかったかな」
「よし。」
皆が呆気にとられる中、悠はバックから何かの容器に、紅い液体がたっぷり入ったパック、ヨーグルト、薔薇の花に大きな注射器?の様な器具等を取り出し…
「マスター、ヨーグルトをボウルに移してレモン汁と一緒に混ぜてくれ。混ぜ終わったらこの容器に入れてくれ。」
「OK。」
「あとはこのソースを…よし。やるか…」
悠は注射器の用な器具を両手に構える。
「小鳥君何するのかな?」
「何…ちょっと魔法をな。」
小雪の前にあるケーキに注射器の様な器具を構えて引き金を引くと
シュワワワワ!
シャリリリリ!
「わぁ…」
紅いソースがケーキの下に溜まり、白い小さな結晶がケーキを埋めていく。
「最後に…薔薇の花を」
薔薇の花ビラとレモンを右手の中に収めて…
キュュュュゥゥゥゥ…
力いっぱい握りしめると
薔薇とレモンの香りが広がりケーキの上に数滴のしずくが掛かる。
「できた。べりー・スノー・ケーキ完成。」
「えと…」
「小雪食ってみてくれ」
「…うん。」
小雪はケーキを切り、少しソースを付けて口に運ぶ…
「むぐむぐ…」
「どうだ?」
「…美味しい、小鳥君凄いよ!こんなおいしいケーキ初めてだよ!!」
小雪は満面の笑顔で、一口また一口とケーキを食べ勧める。
「よし…勝ったぁ~」
へなへなと俺は椅子に倒れるように座り込む。
「ちょっと悠!!あれなんなのよ!」
「あれ?千草っか皆いたのか?」
「居たのかって…居たわよ!!」
「気付かなかった。」
おいおいと小雪を除いて皆が悠を見る。
「それで悠あれは何だ?」
「紅いのはヤマモモとラズベリーのソースで白いのはヨーグルトをNitrogenで即冷凍したやつ」
「Nitrogen?」
「液体窒素ね。」
「「液体窒素!?」」
「あぁ、この器具の中にヨーグルトと液体窒素を入れて噴き出すと即冷凍したヨーグルトアイスの完成ってわけ…」
「そんなの食べて平気なの?」
「大気の大半は窒素だ体に悪影響はない。」
「はぁ~おいしかった~」
小雪はしっかりと食べ終えて大満足の笑顔。
「そりゃな…昨日から何十回作り直したことか、美味くなかったら泣いてるよ。」
「ありがとうね小鳥君♪」
「…これって悠のホワイトデーのお返しだよね?」
「あ?まぁそうだが…」
「あら…じゃあ小雪と悠は付き合うのね」
「「ええ!(あん!?)」」
「だって、こんなド本命のお返しなんて無いわよ?普通。」
「いや…これは昨日の負けを…」
「えと、あはは///」
それを機会に俺と小雪は付き合うことになった…
けどそれはまだずっと先の話で今は…
「とりあえず悠!私にもさっきの作って!!」
「俺も頼む…」
「無理、液体窒素ないし。」
「「「そんな~」」」
小雪を除いて全員からブーイングを受け、何故か罰として全員にお菓子を作ることになり、小雪と厨房で作っていると
「おかしいよな…俺むしろ受け取る側なのに…」
「あはは、けど楽しいね一緒にこうやってお菓子作るの」
「俺は昨日からぶっ続けでくたくたなんだが…」
「小鳥君…」
「あん?」
「ありがとうね。」
ちゅ…///
END
「…ダメだな」
家に帰った後、何度かケーキ、クッキー、パン色々作ってみたが…
小雪のケーキを超えるものは作れない。
「……何かもっといいものが…」
冷蔵庫の中を探ってみるが…
「むむ…」
限られた食材しか残っていない…
「…冷凍庫に何かあっ……冷凍…」
バッ!
ポケットから携帯を取り出し、ディスプレイを見る。
2時44分…
「よし…」
電話を掛け…
ぷるるる…ぷるるる…
「流石に出ないか」
ぷるるる……がちゃ
[はい?なんですかな?]
「柳悪い今すぐNitrogenを用意してくれ」
[また、行き成りですなぁ…ふぁあ~老骨に無茶をさせて後で訴えますぞ?]
「悪いって頼むよ。」
[わかりました、しかし、一時間は掛かりますからの…]
「了解…」
………
-男爵-
次の日…
男爵にみんなで集まり。
「いや~小雪ちゃんのケーキサイコーだね~」
「ほんとに~、こゆきちゃんおいしいよ~」
「えへへ、よかった♪」
こなたとつかさは大絶賛する。
「あむっ…本当ね、おじいちゃん。これうちのメニューにしない?」
「はっはっ、私にこの味は作れないな、どうだい久瀬君うちで働かないか?」
「…美味い。」
千草も轟もうまいと絶賛して、亮にいたっては既に食べ終えている。
「えへへ、あっそうだ!これ小鳥君が昨日作ったケーキ何だけど…」
「悠の?そう言えば今日は見てないわね?」
稲葉は紅茶を一口すする。
「悠ってば今日学校休んだんだよ。」
「そうなんだ、小鳥君どうしたんだろ?まぁ…折角だし小鳥君のケーキも食べ…」
パタン!!
「ちょっと待った――!!!」
「「「ぶっ!!」」」
突然扉が開いて、悠が飛び込んでくる!
「悠、扉はゆっくりあけてくれ。」
轟は噴き出した紅茶を拭きつつ突っ込む。
「わりぃわりぃ、マスター。チョイと厨房借りるぜ。」
「ああ構わんが…」
「小雪ちょっと待ってろよ!絶対そのケーキ食うな!」
「う、うん。わかったかな」
「よし。」
皆が呆気にとられる中、悠はバックから何かの容器に、紅い液体がたっぷり入ったパック、ヨーグルト、薔薇の花に大きな注射器?の様な器具等を取り出し…
「マスター、ヨーグルトをボウルに移してレモン汁と一緒に混ぜてくれ。混ぜ終わったらこの容器に入れてくれ。」
「OK。」
「あとはこのソースを…よし。やるか…」
悠は注射器の用な器具を両手に構える。
「小鳥君何するのかな?」
「何…ちょっと魔法をな。」
小雪の前にあるケーキに注射器の様な器具を構えて引き金を引くと
シュワワワワ!
シャリリリリ!
「わぁ…」
紅いソースがケーキの下に溜まり、白い小さな結晶がケーキを埋めていく。
「最後に…薔薇の花を」
薔薇の花ビラとレモンを右手の中に収めて…
キュュュュゥゥゥゥ…
力いっぱい握りしめると
薔薇とレモンの香りが広がりケーキの上に数滴のしずくが掛かる。
「できた。べりー・スノー・ケーキ完成。」
「えと…」
「小雪食ってみてくれ」
「…うん。」
小雪はケーキを切り、少しソースを付けて口に運ぶ…
「むぐむぐ…」
「どうだ?」
「…美味しい、小鳥君凄いよ!こんなおいしいケーキ初めてだよ!!」
小雪は満面の笑顔で、一口また一口とケーキを食べ勧める。
「よし…勝ったぁ~」
へなへなと俺は椅子に倒れるように座り込む。
「ちょっと悠!!あれなんなのよ!」
「あれ?千草っか皆いたのか?」
「居たのかって…居たわよ!!」
「気付かなかった。」
おいおいと小雪を除いて皆が悠を見る。
「それで悠あれは何だ?」
「紅いのはヤマモモとラズベリーのソースで白いのはヨーグルトをNitrogenで即冷凍したやつ」
「Nitrogen?」
「液体窒素ね。」
「「液体窒素!?」」
「あぁ、この器具の中にヨーグルトと液体窒素を入れて噴き出すと即冷凍したヨーグルトアイスの完成ってわけ…」
「そんなの食べて平気なの?」
「大気の大半は窒素だ体に悪影響はない。」
「はぁ~おいしかった~」
小雪はしっかりと食べ終えて大満足の笑顔。
「そりゃな…昨日から何十回作り直したことか、美味くなかったら泣いてるよ。」
「ありがとうね小鳥君♪」
「…これって悠のホワイトデーのお返しだよね?」
「あ?まぁそうだが…」
「あら…じゃあ小雪と悠は付き合うのね」
「「ええ!(あん!?)」」
「だって、こんなド本命のお返しなんて無いわよ?普通。」
「いや…これは昨日の負けを…」
「えと、あはは///」
それを機会に俺と小雪は付き合うことになった…
けどそれはまだずっと先の話で今は…
「とりあえず悠!私にもさっきの作って!!」
「俺も頼む…」
「無理、液体窒素ないし。」
「「「そんな~」」」
小雪を除いて全員からブーイングを受け、何故か罰として全員にお菓子を作ることになり、小雪と厨房で作っていると
「おかしいよな…俺むしろ受け取る側なのに…」
「あはは、けど楽しいね一緒にこうやってお菓子作るの」
「俺は昨日からぶっ続けでくたくたなんだが…」
「小鳥君…」
「あん?」
「ありがとうね。」
ちゅ…///
END