おかしな話し
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ー久瀬家(キッチン)ー
トントントン…
しゃしゃ…
「小鳥君、お皿お願い!」
「何処だ?」
「そこの上」
「あー、届かないのな…」
「熱々の油かかりたいかな?」
「はい、小雪様お皿です。」
結局俺は小雪に連れて行かれ、何もしないのも悪いので夕食の手伝いをしていた。
「小雪、きんきは煮付けでいいか?」
「うん、小鳥君できるかな?」
「ナメるな、和食作りは一流だ。」
1・まず鱗を取り。
2・エラを外すと同時に内臓を取りだし。
3・冷水で血と生臭さをしっかり洗い流す。
4・ヒレが立つまで霜降りを行い氷水に直ぐに浸ける。
5・一緒に煮つけるゴボウに切れ込みをいれる。
6・生姜、柚子を切る
7・鍋に生姜、柚子、ゴボウ、酒、味醂、醤油をいれ、酢を少々で煮込む。
8・少し煮込み、2度目の醤油を入れて落し蓋をして10分で完成。
悠のワンポイントアドバイス。
煮魚の醤油は最初に全部入れず2度に分けると味が良く染み込む。
………
「一丁あがり。」
「うん、小鳥君上手だね。」
「当たり前だ。」
俺は包丁を洗いつつ鼻を鳴らす。
「ごめんなさいね、お客さんに手伝っていただいて。」
「あ、いえ。こちらこそ、夕食時にお邪魔してすいません。」
小雪のお母さんが様子を見にくる。
「いえいえ、ご飯は大勢で食べる方がおいしいですから。」
「お母さん、運ぶのお願いできるかな?」
「はいはい、任せて。」
小雪の母親はセッセッと料理を運んで行き。
「天ぷらも完成っと、じゃ小鳥君行こうか。」
「了解。」
洗い物を軽くすませ俺たちもリビングに向かい。
「おぉ、今日は一段と豪華だな。」
タラの芽の天ぷら(小雪作)
じゃが芋の煮っ転がし(小雪作)
キンキの煮付け(悠作)
けんちん汁(小雪作)
「私と小鳥君の自信作だよえっへん!」
「いや、口に合えばいいんすけど…」
「いや、とてもおいしそうだ。」
「ほんとにいただきましょう。」
「「「いただきます。」」」
久々に大勢との夕食だった。
小雪の親父さんに晩酌を付き合ったがとても弱い人で泡麦茶いっぱいで酔っていた。
………
「よし…こんなもんか」
小雪とお母さんが親父さんを寝室に運んでる間に俺は片づけをしていると
「あ、小鳥君やってくれたんだ~」
「まぁな…親父さんは?」
「大丈夫ぐっすりだから。」
「そうか…っかお前料理美味いな…」
「えへへ、昔からお料理するの好きだったからかな♪」
「じゃ、菓子作るか…」
「うん」
「何作るんだ?」
「ん~クッキーかシフォンケーキかな」
「んじゃ、はじめるか…」
…………
生地を作ったりしながら…
「しかし、お前もよく作るよな…」
「うん、楽しいし♪」
「楽しいねぇ…」
「お菓子って凄くないかな?食べた人を笑顔に出来るし。おいしいって言ってくれると自分も嬉しいし。」
「…かもな。俺は食うならうまいもん食いたいから料理覚えたけど。」
「小鳥君は器用だからね、もっともっと上手になるよ。」
「…お前ってさ本命あげたりした?」
なんとなく聞いてみた。
別に深い意味がある訳じゃないただの興味本位で
「ん~あげてないかな?男の子にもいっぱいあげたけど…あっ稲葉ちゃんには毎回「これは本命として受け取るわね」って言われるよ。」
小雪は稲葉のまねをする。
実に似ていないのが面白い。
「稲葉は気をつけないと本気になるぞ。」
「あはは、そんな事ないよ~…よし!完成!」
小雪は焼きたてのシフォンケーキを取り出す。
「…うまく出来てるな。」
「えへへ、はい小鳥君どうぞ。」
皿にのせてケーキを渡してくる。
「いいのか?」
「小鳥君もチョコくれたしね♪あのベリーパウダーの凄くおいしかったよ。」
「俺もクッキー貰ったが…まぁ遠慮なくもらうか。」
フォークを借りて、ケーキを一口サイズに切って、口に運ぶ…
「…むぐむぐ」
正直ムカついた、美味すぎる…
生地のしっとり加減もちょうどよく
表面は時間がたっても乾かないようにうすっ~く水あめが塗られ
中のフルーツは細かく刻まれ、赤ワインで煮炒めしているので甘さを控え香りと酸味を引き立ててる。
「どうかな?かな?」
「美味い…完璧と完敗だよ。」
俺も一緒にケーキを焼いたが歯が立たない…
「やったかな♪けど…かなぱいって?」
「何でもない、こなた達にはいつ渡すんだ?」
「明日男爵に集まってもらおうと思ってるかな」
「そうか…わかったじゃ俺帰るわ。」
「あ!小鳥君ケーキは!!」
「包んどいて持っててくれ。」
俺は包装を頼んで、小雪の家から出ていく。
…………
トントントン…
しゃしゃ…
「小鳥君、お皿お願い!」
「何処だ?」
「そこの上」
「あー、届かないのな…」
「熱々の油かかりたいかな?」
「はい、小雪様お皿です。」
結局俺は小雪に連れて行かれ、何もしないのも悪いので夕食の手伝いをしていた。
「小雪、きんきは煮付けでいいか?」
「うん、小鳥君できるかな?」
「ナメるな、和食作りは一流だ。」
1・まず鱗を取り。
2・エラを外すと同時に内臓を取りだし。
3・冷水で血と生臭さをしっかり洗い流す。
4・ヒレが立つまで霜降りを行い氷水に直ぐに浸ける。
5・一緒に煮つけるゴボウに切れ込みをいれる。
6・生姜、柚子を切る
7・鍋に生姜、柚子、ゴボウ、酒、味醂、醤油をいれ、酢を少々で煮込む。
8・少し煮込み、2度目の醤油を入れて落し蓋をして10分で完成。
悠のワンポイントアドバイス。
煮魚の醤油は最初に全部入れず2度に分けると味が良く染み込む。
………
「一丁あがり。」
「うん、小鳥君上手だね。」
「当たり前だ。」
俺は包丁を洗いつつ鼻を鳴らす。
「ごめんなさいね、お客さんに手伝っていただいて。」
「あ、いえ。こちらこそ、夕食時にお邪魔してすいません。」
小雪のお母さんが様子を見にくる。
「いえいえ、ご飯は大勢で食べる方がおいしいですから。」
「お母さん、運ぶのお願いできるかな?」
「はいはい、任せて。」
小雪の母親はセッセッと料理を運んで行き。
「天ぷらも完成っと、じゃ小鳥君行こうか。」
「了解。」
洗い物を軽くすませ俺たちもリビングに向かい。
「おぉ、今日は一段と豪華だな。」
タラの芽の天ぷら(小雪作)
じゃが芋の煮っ転がし(小雪作)
キンキの煮付け(悠作)
けんちん汁(小雪作)
「私と小鳥君の自信作だよえっへん!」
「いや、口に合えばいいんすけど…」
「いや、とてもおいしそうだ。」
「ほんとにいただきましょう。」
「「「いただきます。」」」
久々に大勢との夕食だった。
小雪の親父さんに晩酌を付き合ったがとても弱い人で泡麦茶いっぱいで酔っていた。
………
「よし…こんなもんか」
小雪とお母さんが親父さんを寝室に運んでる間に俺は片づけをしていると
「あ、小鳥君やってくれたんだ~」
「まぁな…親父さんは?」
「大丈夫ぐっすりだから。」
「そうか…っかお前料理美味いな…」
「えへへ、昔からお料理するの好きだったからかな♪」
「じゃ、菓子作るか…」
「うん」
「何作るんだ?」
「ん~クッキーかシフォンケーキかな」
「んじゃ、はじめるか…」
…………
生地を作ったりしながら…
「しかし、お前もよく作るよな…」
「うん、楽しいし♪」
「楽しいねぇ…」
「お菓子って凄くないかな?食べた人を笑顔に出来るし。おいしいって言ってくれると自分も嬉しいし。」
「…かもな。俺は食うならうまいもん食いたいから料理覚えたけど。」
「小鳥君は器用だからね、もっともっと上手になるよ。」
「…お前ってさ本命あげたりした?」
なんとなく聞いてみた。
別に深い意味がある訳じゃないただの興味本位で
「ん~あげてないかな?男の子にもいっぱいあげたけど…あっ稲葉ちゃんには毎回「これは本命として受け取るわね」って言われるよ。」
小雪は稲葉のまねをする。
実に似ていないのが面白い。
「稲葉は気をつけないと本気になるぞ。」
「あはは、そんな事ないよ~…よし!完成!」
小雪は焼きたてのシフォンケーキを取り出す。
「…うまく出来てるな。」
「えへへ、はい小鳥君どうぞ。」
皿にのせてケーキを渡してくる。
「いいのか?」
「小鳥君もチョコくれたしね♪あのベリーパウダーの凄くおいしかったよ。」
「俺もクッキー貰ったが…まぁ遠慮なくもらうか。」
フォークを借りて、ケーキを一口サイズに切って、口に運ぶ…
「…むぐむぐ」
正直ムカついた、美味すぎる…
生地のしっとり加減もちょうどよく
表面は時間がたっても乾かないようにうすっ~く水あめが塗られ
中のフルーツは細かく刻まれ、赤ワインで煮炒めしているので甘さを控え香りと酸味を引き立ててる。
「どうかな?かな?」
「美味い…完璧と完敗だよ。」
俺も一緒にケーキを焼いたが歯が立たない…
「やったかな♪けど…かなぱいって?」
「何でもない、こなた達にはいつ渡すんだ?」
「明日男爵に集まってもらおうと思ってるかな」
「そうか…わかったじゃ俺帰るわ。」
「あ!小鳥君ケーキは!!」
「包んどいて持っててくれ。」
俺は包装を頼んで、小雪の家から出ていく。
…………