ｻﾞｻﾞｯｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｯ…
ｻﾞｻﾞｻﾞﾞｯ…

膝の辺りまで生い茂った草原をｽｹｰﾙ・ｱｰﾏにｳﾞｧｲｷﾝｸﾞｿｰﾄﾞと青銅のﾊﾞｯｸﾗｰを身に付けた金髪の女戦士と保護面は少ないが身軽さを重視した青髪の女盗賊に緑のｸﾛｽｱｰﾏｰﾄﾞﾚｽのﾂｲﾝﾃｰﾙ魔法使いは走り抜ける…

「アカン、まだ追ってきとる！」

[戦士・ナナコ]
LV28
HP1980MP0
攻430守320速80知50

「ちょ、この辺りには強い敵出ないって言って無かった？！」
[マジャン・カガミ]
LV12
HP150MP220
攻40守52速42知78

「レアビーストって稀少な奴だよ～(=ｗ=)」
[ﾄﾚｼﾞｬ-ﾊﾝﾀｰ・コナタ]
LV29
HP980MP30
攻240守170速366知98

「レアビーストなんか普通出会わへんのやけど……」
「倒せばかなりレアな物ﾄﾞﾛｯﾌﾟするよ～(=ｗ=)\\」

「っか倒せるの？！」

「「無理無理(=ｗ=)ﾉｼ」」
グォォォアァ！！

「「「！？」」」

ｻﾞｯドン！
ｸﾞﾙﾙﾙﾙ…

後から全身が蒼白の毛で覆われ鋭利な牙を剥き二足歩行の巨大な狼の様な魔物が三人を飛び越え逃げ道を塞ぐ。

「どうすんのよ！」

「逃亡用のアイテムは残ってないで…」

「ん～(=ｗ=;)もうすぐ何だけど…」

「もうすぐってなに…」

ｸﾞﾙﾞｵｯ！
魔物は地面に両手を突き立て打ち上げる様に土塊をぶつけてくる。

「「「！！」」」

三人は間一髪で避けるが…
グﾙﾙﾙﾙォアァ
避けた先に魔獣は既に移動していて腕を振り上げていた。

「やられる！」

「万事休すや…」

「あちゃ～(=ｗ=;)」