良薬口に甘し?
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-3-B教室(授業中)-
カチャカチャ…
「(ふむ…やはり、惇にぃは使いやすいな…)」
授業中にも関わらず机の下でPSPに白熱中の悠。
ブルル、ブルル…
「…!(メール?)」
ポケットから携帯を取りだし確認すると…
ひより
[パティが体調不利で早退しましたっす、酷い容態では有りませんが一応連絡したっす。授業中失礼したっす。]
「……やっぱりか…」
「なぁにが?やっぱりなんや?」
「え?」
頭を上げると黒井先生が笑顔で側に立っている。
「授業中ゲームとは優雅やな~悠~」
「い、いやそれほどでも…」
ガスッ!
……肘鉄+PSPの没収で携帯は何とか袖の中に隠し無事だった…
「痛てぇ…」
天辺の辺りを擦って居ると
「ゆうくん大丈夫?」
つかさが心配そうな顔で訊ねて来たので
「だいじょば無い…からっ…」
頭を抑えつつ悠は鞄を掴み…
「帰るぜ!」
「あ!ゆうくん?!」
「悪いつかさ、適当に誤魔化しといてくれ。」
「あぅ~(チョコ渡せなかったよ~)」
… … …
-校外-
「えーと…確か、この坂を上がって……ここか。」
一般的なアパートが見えて来て
「…(勢いで見に来たが…部屋番知らなかったりして。)」
郵便受けからパティの名前を見つけて部屋番を確認上がって行く。
-パティの部屋前-
コンコン…コンコン…
「……」
部屋をノックしたが反応無し…
「病院行ったのか?」
一応ドアノブを回してみようと手を伸ばしたが…
ガチャ…
「ん?」
先にノブが回り扉がゆっくり開く…
「…はい?誰デスか?」
「よ、大丈夫…そうじゃねーな…」
顔を覗かせたパティは白い頬がやや赤みを帯びていて、いつもの笑顔に元気がない。
「悠…どうしたのデスか…?」
「見舞いだ…っておい!」
パティはその場に崩れる様に倒れかけたので悠は慌てて抱き抱える。
「ハァハァ…」
「おい、動けるか?(熱い…明らかにさっきより熱がある。)」
「ハァハァ…」
「っち、少し揺れるぞ?我慢しろよ。」
悠はパティを抱え、室内に運び入れる。
カチャカチャ…
「(ふむ…やはり、惇にぃは使いやすいな…)」
授業中にも関わらず机の下でPSPに白熱中の悠。
ブルル、ブルル…
「…!(メール?)」
ポケットから携帯を取りだし確認すると…
ひより
[パティが体調不利で早退しましたっす、酷い容態では有りませんが一応連絡したっす。授業中失礼したっす。]
「……やっぱりか…」
「なぁにが?やっぱりなんや?」
「え?」
頭を上げると黒井先生が笑顔で側に立っている。
「授業中ゲームとは優雅やな~悠~」
「い、いやそれほどでも…」
ガスッ!
……肘鉄+PSPの没収で携帯は何とか袖の中に隠し無事だった…
「痛てぇ…」
天辺の辺りを擦って居ると
「ゆうくん大丈夫?」
つかさが心配そうな顔で訊ねて来たので
「だいじょば無い…からっ…」
頭を抑えつつ悠は鞄を掴み…
「帰るぜ!」
「あ!ゆうくん?!」
「悪いつかさ、適当に誤魔化しといてくれ。」
「あぅ~(チョコ渡せなかったよ~)」
… … …
-校外-
「えーと…確か、この坂を上がって……ここか。」
一般的なアパートが見えて来て
「…(勢いで見に来たが…部屋番知らなかったりして。)」
郵便受けからパティの名前を見つけて部屋番を確認上がって行く。
-パティの部屋前-
コンコン…コンコン…
「……」
部屋をノックしたが反応無し…
「病院行ったのか?」
一応ドアノブを回してみようと手を伸ばしたが…
ガチャ…
「ん?」
先にノブが回り扉がゆっくり開く…
「…はい?誰デスか?」
「よ、大丈夫…そうじゃねーな…」
顔を覗かせたパティは白い頬がやや赤みを帯びていて、いつもの笑顔に元気がない。
「悠…どうしたのデスか…?」
「見舞いだ…っておい!」
パティはその場に崩れる様に倒れかけたので悠は慌てて抱き抱える。
「ハァハァ…」
「おい、動けるか?(熱い…明らかにさっきより熱がある。)」
「ハァハァ…」
「っち、少し揺れるぞ?我慢しろよ。」
悠はパティを抱え、室内に運び入れる。