良薬口に甘し?
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しゅんしゅん…
沸き立つ鍋からは蒸気が流れ…
「まず、ボウルに移して…」
ザァー…
熱湯をボウルに移し、その上から一回り小さいボウルを入れ…
かしゃかしゃかしゃ…
ヘラで中をかき回していく。
「……よし、出来た…」
ドロォ…
ヘラを上げると茶色い粘質の液体が付く
ぱちぱちぱち。
「うん、うん。流石、ことりくん上手だね。教えがいがあるよ。」
久瀬小雪は拍手を送る
「上手ってまだチョコを湯煎にかけただけだろ。誰にでも出来るって。」
「いやいや、彩ちゃん何か中学の頃、湯煎にかけてって言ったらお湯の中に直接チョコを入れちゃったよ。」
「…火口は台所に立たない方が良いかもな…っか中学の頃、好きなやつでも居たのか?」
「う~ん、わかんないや、彩ちゃん女の子からは一杯チョコもらってたけどね。」
「あぁ、何か分かる火口は同姓にモテそうだし。」
「ことりくん、同姓にモテそうだしじゃ無く、同姓にもって言ってあげなきゃダメだよ?彩ちゃん綺麗だから男の子にももてるんだよ。」
やたらフリルのついたエプロン姿の小雪はペシペシと悠の背中を叩いて注意する。
「それは失礼しました、所で久瀬は誰かに渡すのか?」
「うん♪千草ちゃんとー♪稲葉ちゃんとー♪彩ちゃんとー♪こなたちゃんとー♪つかさちゃんとー♪みゆきちゃんとー♪かがみちゃんとー♪………」
楽しそうに指折り数えながら名前を上げていく。
「ちょい待て、一体何人にあげるきだ?」
「仲の良い友達皆にだよ。」
「そ、そうか…(コイツに仲の悪い友達何か居るのか?)」
悠はどれ程のチョコを作る気だと内心呆れていたが口には出さずに居ると
「あ、勿論、ことりくんにもあげるよ。」
「…お前俺がチョコ嫌いなの知ってるだろ。」
「知ってるよ、だから、チョコクッキーにしてあげてるよ。」
「なぜ、そこまでしてチョコを混入する、除外しろ、クッキーならもらってやるから。」
「え~チョコじゃ無いと意味無いよ~それにほら…美味しいよ♪」
小雪は溶けたチョコを指ですくい、ぺろっと舐めて笑う。
「好きな奴は美味いかもしれんが、嫌いな奴は不味いんだよ。」
「むむ!なら、ことりくんも舐めてみなよ!凄く美味しいから!」
小雪は再び指ですくい、今度は悠に向けてくる。
「断る。」
ふん!と横に向くと
「好き嫌いはよくないよ!」
「でぇい!やめろって!この!」
ずいっ!小雪はさらに口元に向けてくる。
悠はそれを左右に避けていると
「ふふ、楽しそうね」
「何処をどうみればそう見れる?」
「稲葉ちゃん~ことりくんが食べてくれないんだよ~。」
チョコを指に着けたまま稲葉に近づくと…
「はむ…ちゅ………」
「あ…//」「……」
稲葉は小雪の指をくわえた後、舌でなぞる様にチョコを舐めとる
「うん…美味しいわ。」
「はわぁ//」
「舐めかたがエロいんだよ。久瀬固まってるぞ。」
「雪の指があまりに美味しそうだったからついね。」
「…ああ、そうかい。」
何でも良いやと適当に返事をかえす。
「それにしても酷いわね、折角手に入れてあげた高級カカオ仕様のチョコなのに。」
「……その件は感謝してる…が、本当にチョコは苦手なんだよ。」
「そこまで苦手なのに頑張るのね…くす。」
「……」
「そう言えばことりくん、チョコは?」
「え?……あ。」
話している間に冷えて固まりだしている。
「も~ダメだよ、はい!もう一回湯煎にかけなおして。」
「わ、わかったよ…」
「くすくす、頑張ってね。」
悠は再びチョコを溶かし始める。
… … …
沸き立つ鍋からは蒸気が流れ…
「まず、ボウルに移して…」
ザァー…
熱湯をボウルに移し、その上から一回り小さいボウルを入れ…
かしゃかしゃかしゃ…
ヘラで中をかき回していく。
「……よし、出来た…」
ドロォ…
ヘラを上げると茶色い粘質の液体が付く
ぱちぱちぱち。
「うん、うん。流石、ことりくん上手だね。教えがいがあるよ。」
久瀬小雪は拍手を送る
「上手ってまだチョコを湯煎にかけただけだろ。誰にでも出来るって。」
「いやいや、彩ちゃん何か中学の頃、湯煎にかけてって言ったらお湯の中に直接チョコを入れちゃったよ。」
「…火口は台所に立たない方が良いかもな…っか中学の頃、好きなやつでも居たのか?」
「う~ん、わかんないや、彩ちゃん女の子からは一杯チョコもらってたけどね。」
「あぁ、何か分かる火口は同姓にモテそうだし。」
「ことりくん、同姓にモテそうだしじゃ無く、同姓にもって言ってあげなきゃダメだよ?彩ちゃん綺麗だから男の子にももてるんだよ。」
やたらフリルのついたエプロン姿の小雪はペシペシと悠の背中を叩いて注意する。
「それは失礼しました、所で久瀬は誰かに渡すのか?」
「うん♪千草ちゃんとー♪稲葉ちゃんとー♪彩ちゃんとー♪こなたちゃんとー♪つかさちゃんとー♪みゆきちゃんとー♪かがみちゃんとー♪………」
楽しそうに指折り数えながら名前を上げていく。
「ちょい待て、一体何人にあげるきだ?」
「仲の良い友達皆にだよ。」
「そ、そうか…(コイツに仲の悪い友達何か居るのか?)」
悠はどれ程のチョコを作る気だと内心呆れていたが口には出さずに居ると
「あ、勿論、ことりくんにもあげるよ。」
「…お前俺がチョコ嫌いなの知ってるだろ。」
「知ってるよ、だから、チョコクッキーにしてあげてるよ。」
「なぜ、そこまでしてチョコを混入する、除外しろ、クッキーならもらってやるから。」
「え~チョコじゃ無いと意味無いよ~それにほら…美味しいよ♪」
小雪は溶けたチョコを指ですくい、ぺろっと舐めて笑う。
「好きな奴は美味いかもしれんが、嫌いな奴は不味いんだよ。」
「むむ!なら、ことりくんも舐めてみなよ!凄く美味しいから!」
小雪は再び指ですくい、今度は悠に向けてくる。
「断る。」
ふん!と横に向くと
「好き嫌いはよくないよ!」
「でぇい!やめろって!この!」
ずいっ!小雪はさらに口元に向けてくる。
悠はそれを左右に避けていると
「ふふ、楽しそうね」
「何処をどうみればそう見れる?」
「稲葉ちゃん~ことりくんが食べてくれないんだよ~。」
チョコを指に着けたまま稲葉に近づくと…
「はむ…ちゅ………」
「あ…//」「……」
稲葉は小雪の指をくわえた後、舌でなぞる様にチョコを舐めとる
「うん…美味しいわ。」
「はわぁ//」
「舐めかたがエロいんだよ。久瀬固まってるぞ。」
「雪の指があまりに美味しそうだったからついね。」
「…ああ、そうかい。」
何でも良いやと適当に返事をかえす。
「それにしても酷いわね、折角手に入れてあげた高級カカオ仕様のチョコなのに。」
「……その件は感謝してる…が、本当にチョコは苦手なんだよ。」
「そこまで苦手なのに頑張るのね…くす。」
「……」
「そう言えばことりくん、チョコは?」
「え?……あ。」
話している間に冷えて固まりだしている。
「も~ダメだよ、はい!もう一回湯煎にかけなおして。」
「わ、わかったよ…」
「くすくす、頑張ってね。」
悠は再びチョコを溶かし始める。
… … …