-外伝-『ファースト・コンタクト2人?の出会い』
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-男爵(喫茶店)-
「はぁ~…」
「ちょっと!カウンターのど真ん中に座って盛大なため息吐かないでよね!」
「どうした?悠悩み事か?」
皿を拭きつつ睨む千草に対し、初老の店主は珈琲のおかわりを注ぎながら尋ねる
「帰って来ねぇんだよ…マリオが…」
悠は珈琲を啜りつつポツリと呟いた。
-公園-
「亮にぃ早く早く!」
「走ると転ぶぞ…」
月美は元気に走って行き亮は後ろから様子を見ていた。
「亮にぃ!居たよほらあの猫だよ。」
「…野良にしては本当に綺麗だな…」
月美が指差したベンチを見ると、純白に青眼の猫が丸くなって気持ち良さそうに眠っている。
「さわれるかな?」
「近付いても逃げないなら触れるだろ。」
亮は月美の背中を軽く押すと、ゆっくりと近づいて行き…
「……」
「!」
純白の猫は手が届くか届かないかの距離になるとヒョコっと首を上げて月美を見て…
「……」
パタパタ…
ここに座れと誘うように純白の猫は尻尾を振る…
「いいの?じゃあ…」
月美は純白の猫の横に座り、そっと背中に手を置くと…
「みゃ~」
パタパタと尻尾を振り、もっとと言わんばかりに小さく鳴く。
「あは、亮にぃ、この子凄く、ひとなつこいよ~」
「そうか…ちょっとトイレに行ってくる、勝手に何処かに行くなよ?」
「うん大丈夫、この子と居るよ。」
… … …
-男爵-
「マリオ…そう言えば最近公園に白い猫が居る話を聞いたぞ?」
「マスター!それ本当か!」
悠は立ち上がり、カウンターに身を乗り出す。
「あぁ、ここ2,3日前から見かけるそうだ。」
「そうか!サンキュ!マスター行って来る!」
「ちょ!お代もらって無いわよ!待ちなさいよ!」
「千草帰りはゆっくりで良いぞ。」
「ありがと!お代も回収してくるわ!」
マスターは小さく笑い走って行く悠と千草を見送った。
-公園前-
「俺は周りを見てくるから、中を頼むな。」
「わかったわ、それより珈琲代払いなさいよ。」
「マリオを見つけてくれたら倍返しでお礼してやるよ!」
悠は血相を変えて走って行き…
「…ったく、家族(猫)の事になると周り見ないんだから…」
呆れと感心の間の笑顔で千公園の中に入って行く…
「はぁ~…」
「ちょっと!カウンターのど真ん中に座って盛大なため息吐かないでよね!」
「どうした?悠悩み事か?」
皿を拭きつつ睨む千草に対し、初老の店主は珈琲のおかわりを注ぎながら尋ねる
「帰って来ねぇんだよ…マリオが…」
悠は珈琲を啜りつつポツリと呟いた。
-公園-
「亮にぃ早く早く!」
「走ると転ぶぞ…」
月美は元気に走って行き亮は後ろから様子を見ていた。
「亮にぃ!居たよほらあの猫だよ。」
「…野良にしては本当に綺麗だな…」
月美が指差したベンチを見ると、純白に青眼の猫が丸くなって気持ち良さそうに眠っている。
「さわれるかな?」
「近付いても逃げないなら触れるだろ。」
亮は月美の背中を軽く押すと、ゆっくりと近づいて行き…
「……」
「!」
純白の猫は手が届くか届かないかの距離になるとヒョコっと首を上げて月美を見て…
「……」
パタパタ…
ここに座れと誘うように純白の猫は尻尾を振る…
「いいの?じゃあ…」
月美は純白の猫の横に座り、そっと背中に手を置くと…
「みゃ~」
パタパタと尻尾を振り、もっとと言わんばかりに小さく鳴く。
「あは、亮にぃ、この子凄く、ひとなつこいよ~」
「そうか…ちょっとトイレに行ってくる、勝手に何処かに行くなよ?」
「うん大丈夫、この子と居るよ。」
… … …
-男爵-
「マリオ…そう言えば最近公園に白い猫が居る話を聞いたぞ?」
「マスター!それ本当か!」
悠は立ち上がり、カウンターに身を乗り出す。
「あぁ、ここ2,3日前から見かけるそうだ。」
「そうか!サンキュ!マスター行って来る!」
「ちょ!お代もらって無いわよ!待ちなさいよ!」
「千草帰りはゆっくりで良いぞ。」
「ありがと!お代も回収してくるわ!」
マスターは小さく笑い走って行く悠と千草を見送った。
-公園前-
「俺は周りを見てくるから、中を頼むな。」
「わかったわ、それより珈琲代払いなさいよ。」
「マリオを見つけてくれたら倍返しでお礼してやるよ!」
悠は血相を変えて走って行き…
「…ったく、家族(猫)の事になると周り見ないんだから…」
呆れと感心の間の笑顔で千公園の中に入って行く…