天真爛漫
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―屋上(昼休み)―
「はぁはぁ。」
私は昼休みになると急いで走ってきた。
「おっ、来たな。」
「はぁはぉ、先に来たつもりだったのに・・」
「そりゃ無理だ。だって二時間目から居たしな。ははは」
ゆうは金網にもたれながらこっちを見て笑っている。
「それで次は何だ?」
「つっ、次は目を瞑って」
こんな事になったのは昨日・・・
~昨日(回想)~
「じゃあ・・さ三つお願い事聞いて。」
「はは、三つか多いな、いいぞそれで?」
「ひ、一つ目は、あ、明日昼休みに屋上に一人で来てほしい・・」
「はぁ・・そんなことでいいなら別にいいけど、で二つ目は?」
「あ、明日言うよ。じ、じゃあー」
私は走り出す。
「あっ、行っちまったよ・・」
~回想終了~
「わかった、けどいきなり蹴りとかは勘弁してくれよ。」
ゆうはそのままの体勢で目を瞑る。
「それで最後は?」
「さっ、最後はそのまま話を少し聞いて欲しい・・」
「OK」
「えっと~その・・あーダメだ、まどろっこしのやっぱダメだ」
私は覚悟を決める。
「あのなゆう私・・・お前の事好きだから//、きっと初めて会ったときから好きだったから//!!」
「みさお・・」
「けど、付き合ってくれとかじゃなく私の気持ち知って欲しかっただけだから、じゃ」
私は逃げ出そうとする、次の言葉を聞きたくないからが
ぎゅっ
肩を掴まれる。
「まだ、俺返事してないけど・・」
ゆうのやさしい声がするが私は振り向かない。
「だって返事聞いたら私泣いちゃうから絶対泣いちゃうから。」
私の声は自分でもわかる位震えている。
「それでも聞いてくれ。」
「・・・」
私は今震えている。肩を掴んでる手のぬくもりに、声の優しさに。
「俺も好きだよ。」
「・・・えっ!?」
ゆうは背中からやさしく抱きしめてくる。
「う、うそだ。私かわいくないよ?」
「くりっとした目もちょっと出た八重歯も俺は好きだしかわいいよ。」
「空気読めないし」
「俺も同じだ。」
「馬鹿だよ」
「馬鹿をやってきた場数なら負けないぞ」
「それに、それに」
私は混乱していたけど
「俺の事嫌いか?」
ゆうの手が離れる。
「き、嫌いじゃないよ!!」
私はゆうの方を向く。
「ならそれでいいだろ。お前は俺が好き、俺もお前が好き。ほかの事は関係するか?」
「あっ」
涙が止まらない、嬉しいのに一番聞きたかった事聞けたのに。
「あーあ、ほんとに泣かしちゃったな。」
ゆうは涙を拭いてくれる。
「だから、言ったのに。」
けれど私は笑えている。
「なぁキスしていいか?」
「ふっ普通聞くか?そゆこと//しかも早くないか///」
「悪いな空気読めないから」
「こーゆー、時は読めよなぁ・・・今日だけだかんな」
「なら今度に取っとこうかな?」
「~~!//」
「うそだよ。」
二人の影が重なる。
春は二つの意味で今始まったのだ。
END
「はぁはぁ。」
私は昼休みになると急いで走ってきた。
「おっ、来たな。」
「はぁはぉ、先に来たつもりだったのに・・」
「そりゃ無理だ。だって二時間目から居たしな。ははは」
ゆうは金網にもたれながらこっちを見て笑っている。
「それで次は何だ?」
「つっ、次は目を瞑って」
こんな事になったのは昨日・・・
~昨日(回想)~
「じゃあ・・さ三つお願い事聞いて。」
「はは、三つか多いな、いいぞそれで?」
「ひ、一つ目は、あ、明日昼休みに屋上に一人で来てほしい・・」
「はぁ・・そんなことでいいなら別にいいけど、で二つ目は?」
「あ、明日言うよ。じ、じゃあー」
私は走り出す。
「あっ、行っちまったよ・・」
~回想終了~
「わかった、けどいきなり蹴りとかは勘弁してくれよ。」
ゆうはそのままの体勢で目を瞑る。
「それで最後は?」
「さっ、最後はそのまま話を少し聞いて欲しい・・」
「OK」
「えっと~その・・あーダメだ、まどろっこしのやっぱダメだ」
私は覚悟を決める。
「あのなゆう私・・・お前の事好きだから//、きっと初めて会ったときから好きだったから//!!」
「みさお・・」
「けど、付き合ってくれとかじゃなく私の気持ち知って欲しかっただけだから、じゃ」
私は逃げ出そうとする、次の言葉を聞きたくないからが
ぎゅっ
肩を掴まれる。
「まだ、俺返事してないけど・・」
ゆうのやさしい声がするが私は振り向かない。
「だって返事聞いたら私泣いちゃうから絶対泣いちゃうから。」
私の声は自分でもわかる位震えている。
「それでも聞いてくれ。」
「・・・」
私は今震えている。肩を掴んでる手のぬくもりに、声の優しさに。
「俺も好きだよ。」
「・・・えっ!?」
ゆうは背中からやさしく抱きしめてくる。
「う、うそだ。私かわいくないよ?」
「くりっとした目もちょっと出た八重歯も俺は好きだしかわいいよ。」
「空気読めないし」
「俺も同じだ。」
「馬鹿だよ」
「馬鹿をやってきた場数なら負けないぞ」
「それに、それに」
私は混乱していたけど
「俺の事嫌いか?」
ゆうの手が離れる。
「き、嫌いじゃないよ!!」
私はゆうの方を向く。
「ならそれでいいだろ。お前は俺が好き、俺もお前が好き。ほかの事は関係するか?」
「あっ」
涙が止まらない、嬉しいのに一番聞きたかった事聞けたのに。
「あーあ、ほんとに泣かしちゃったな。」
ゆうは涙を拭いてくれる。
「だから、言ったのに。」
けれど私は笑えている。
「なぁキスしていいか?」
「ふっ普通聞くか?そゆこと//しかも早くないか///」
「悪いな空気読めないから」
「こーゆー、時は読めよなぁ・・・今日だけだかんな」
「なら今度に取っとこうかな?」
「~~!//」
「うそだよ。」
二人の影が重なる。
春は二つの意味で今始まったのだ。
END