キ～ンコ～ン…
4時限目の始まりのチャイムがなった頃…

「ふぅ…面白かった…」

悠は持って来た小説全てを読み終わり背伸びをした…

「ゆうくん、読むの早いね～私まだ一冊めも終わってないよ～」

つかさは多少尊敬の眼差しで俺を見上げて来る

「その本は貸してやるから、ちょっと移動しよう。」
「うん。」

「…」

「…」

「あの、つかささん？」

「ん？なに？」

「つかささんが先に立てってくれないと立てれ無いのですが。」

そう、つかさは確り悠にもたれ掛かっている。

「あ！ご、ごめんね///」
慌てて立ち上がろうとするが…

「つかさ、ゆっくりでいいから…(でないと…)」

「直ぐに退くから…きゃっ！」

ｽﾞﾃﾞﾝ… ぎゅ…
案の定つかさは慌てて居たので倒れてしまった…

「あぅ～…つまづいちゃった～」

「…大丈夫か？」

「うん♪ゆうくんは平気？」

「いや、ヤバいかも…」

「え！もしかして何処か打っちゃった？！」

「いや、つかさ…状況確認…」

「ふぇ？………！///」

つかさは座って居る悠に倒れ掛かったので丁度、胸が顔に当たり、更に頭を抱きしめて居るので押し付ける形になっていた…

「あうぅ///ゆうくんごめんね！(恥ずかしいよ～///)」

「いや、もう今日は死んでもいいや…」

ﾎﾟﾌｯ…つかさは頭から湯気を出して真っ赤になる…

… … …

-昼休み(教室)-

昼食の時間を見計らって教室に戻ると…(真っ赤になったつかさが元に戻るまでに昼になった)

「お！ご両人お帰り～」

「確りサボれたか？」

「よっす、こなた、亮、昼飯の準備は良いか？」

艶々とした顔の悠…

「お帰り、つかさ」

「お姉ちゃん、ただいま～//」

ほんのりと顔の赤いつかさ…

「……これは…悠まさか屋上で…」

ﾊﾟｺｫﾝ！一段と切れの良いでこぴんがこなたのデコにヒットする…

「何か言ったか？ん？」

笑顔が眩しいが右手は第2発目を構えている悠…

「な、何でも無いです、はい…」

「馬鹿な事してないでお昼にするわよ…」