-SHOP-

「で、何買いにきたんだ？」

「え、あぁちょっと服をね～」

「服？冬服か？」

「うん、最近本格的に冷えて来たしね～」

「ふぅん…ってそれならかがみ達の方がよくないか？」

「…はぁ～」

こなたは軽くため息をつき…

「何だよ…」

「悠は空気読めないね～」

「ぬなっ…人を鬼の名前を受け継ぐ姉扱いしやがって…」

「分かりにく！」

「しかし、空気読めないはわりと傷ついたな…」

「え？あ、ごめん…」

こなたは慌て謝って来た

「いや、そんなマジに謝るないつもの冗談だろ？」

「そ、そうだよね～」

「おう、じゃ服見に行くか。」

「うん♪」

こなたは元気良く返事を返してくる。

………

暫くこなたの買い物に付き合って居ると…

「せっかくだし悠も見なよ～」

「ん～、俺はまだいいかな…」

「え～～～」

こなたは不満顔をする

「そんな顔されても…」

「だって悠い～～～っも同じ服じゃん！」

「お気に入りだからな。」
「て言うか…他の服あるの？」

「ふっ、この服は動きやすいし何より愛着があるからな他の服は余り着ないのさ…」

「つまり、ズボンはそれしか無くて他の服は買わないケチって事？」

「機能を考えた省エネと言って欲しいな…」

「でも、上に羽織ったりするのはいっぱい持ってたよね？」


「おう、上着は好きなんだよ、特にフードがついてて前空きジッパーのやつがな。」

「そう言う所はお洒落何だね～」

注意・悠が好きな理由は顔が隠れて脱ぎ捨て易いからである。

「じゃ、それ系探そうよ。」

「あ、おい！」

こなたは悠を引っ張って行く…

………

「これは？」

「赤は勘弁してくれ…」

「やっぱり悠は黒がいいの？」

「そうだな、黒か白だな、んで出来れば背中に龍とか虎とか…」

「悠って本当にそういうの好きだよね…」

「…変か？」

「ん～似合ってるよ、派手だけど。」

「そうか…」

「ね！じゃあ、あれは？」
こなたが指を指した方を見ると…

「あ、あれか？」

「うん♪」