次の日…

「う～寒い～」

「確かに今日は一段と冷えるな。はぁ～…」

「息も白いね。はぁ～」

息を吐くと白く靄があがっていく…

「…ねぇ、悠その格好寒くないの？」

「あん？」

いつもの迷彩ズボンに右肩に和風骸骨のプリントがある黒のロンT、時期的には薄着に近い…

「寝起きじゃ無いからこの位が丁度いい。」

「どゆこと？」

「俺「ら」は体温が高いからな…」

「？」

こなたは首を傾げる。

「あ～武術とかをやってたりする奴は結構体温が高いんだよ。ほら。」

悠はこなたの頬を触れる。

「あ、…温かい」

悠の手は熱があるのか？と思う位に温かい…

「身体中のエネルギー燃焼が早いからな、動きだすと、すぐに身体が暖かくなんだよ。」

「人間カイロだね～」

「うわ、嬉しくねぇ」

「けど、こうやって貰えるかも知れないのに？」

こなたは悠の腕に抱き着いてくる。

「あ～確かに女子限定なら悪くないな…」

「悠はすけ平だね。」

「ﾊﾞｶﾔﾛ、男に抱きつかれ嬉しいわけないだろ。」

「じゃ、こうしてると嬉しい？」

こなたは更にぎゅ～っと力を入れてくる…

「をい、胸が当たってるぞ？」

「嬉しい？」


にやにや顔でこなたは尋ねて来たので

「はっ…無いに等しい癖に…」

鼻で笑ってやった。

「む！貧乳は貴重何だよ！ｽﾃｰﾀｽだよ！巨乳には無い魅力だよ！このおっぱい星人め！」

「あんまり表で貧乳とかおっぱいっていうな…それに別に俺は巨乳マニアじゃない。」

「ふぅん…そっか、そっか～♪」

「…で、何時まで抱きついてる気だ？」

「ん～…もう少し体が温かくなるまでね～。」

「…好きにしろ。」