紅葉は木々だけで無く…

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主人公の名前です。
主人公の名前の読みです。

「あの…みなみさん?」

「…はい?」

「どうしてここに?」

「…黒井先生が…混浴の温泉があると教えてくれて…///」

「そ、そうか…(黒井先生…ありがとうございます。)」

「…」「…」

「みなみ、隣来ないか?」

「はい//」

みなみはそっと俺の足を降ろして隣に移動して来て…

「良い湯だよな…」

「…はい。」

話しているとヒラヒラと一枚紅葉が落ちてきて…はそれを空中で捉えて…

「紅葉(もみじ)も紅葉(こうよう)する話してたよな…」

「え…?」

「他にもな…黄色くなる事を黄葉(こうよう)、褐色になる事を褐葉(かっよう)て言うんだぜ?」

はみなみに捉えた紅葉を渡す。

「じゃあ…此は紅葉(こうよう)ですね…」

「あぁ…この山の紅葉(もみじ)は綺麗に紅葉(こうよう)してる」

「…何か違うんですか?この山は?」

「多分、夏の夜湿度があって、風の通りが良いからだ、紅葉が綺麗に紅葉(こうよう)する条件に適してるんだよ…」

「…は博学だね。」

みなみは俺の肩に頭を乗せてくる…

「無駄知識だけどな…」

俺はそっとみなみのおでこにキスをすると…

「///」

みなみは顔を真っ赤にする…

「はは、紅葉を散らすだな…」

「え?」

「顔を真っ赤にする事を紅葉を散らすって言うんだよ。」

「…///」

みなみはプイッと横に向いてしまった…

「はは、ごめん、ごめん。」

ポンポンと頭を撫でるが…

「…」

「機嫌直してくれよ~何でもするからさ~」

「…本当ですか?」

「ああ、本当に本当だ。」

「…じゃあ………ださい。」

「ん?何だって?」

「………す…ください。」
「聞こえないな?」

「…キスを…んッ!//」

みなみの口に口を重ねて…

「…これで良いですかな?」

「…はい//」

そして、二人はどちらともなくもう一度重なりあった… …


END
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