「1ターンで最上級モンスター召喚ですって？！」

「悠より召喚が早い…」

「ふふふ、うちの悠は強いのだよ～」

驚くかがみと亮にこなたは胸を張る。

悠のフィールドには下半身は獣上半身は巨大な槍と盾を持った戦士の様なモンスターが君臨し…

「バルバロちゃんの効果発動…」

バルバロスが咆哮を上げると悠のフィールドのモンスター、伏せカードは全て崩れ去っていく…

「すっきりしたところで…ﾊﾞﾙﾊﾞﾛちゃんで攻撃だ(ゆう)」

ﾊﾞﾙﾊﾞﾛｽは槍を悠目掛けて投げ飛ばしたが

「1ターンでﾊﾞﾙﾊﾞﾛｽ…」

悠LP4000→4000

「な、なんでダメージ無いの？？」

つかさは?マークを浮かべる

「伏せカードを発動したからだろ？(ゆう)」

「流石だな…その通りだ。」

「「えっ？」」

「ﾊﾞﾙﾊﾞﾛちゃんの効果は3体生け贄に召喚で全破壊だけど発動は出来るからな、悠は和睦の使者でも発動したんだろ？(ゆう)」

「お見通しか…正解だ。」

先程悠が伏せたカードは和睦の使者…

「んじゃ残り全部伏せてエンドだ」

悠のフィード
モンスター0
伏せカード0
手札2枚
LP4000

悠のフィード

神獣王ﾊﾞﾙﾊﾞﾛｽ(攻3000)
伏せカード4枚
手札0
LP4000

「俺のターン…ドロー！手札から龍札発動！全ての墓地に存在するドラゴン族モンスターを除外する。1枚につきデッキからカード1枚をドローでき…」

悠は自分の墓地からﾗﾝｻｰとｱｯｸｽ
悠の墓地からｻﾗﾏﾝﾀﾞｰを除外して3枚カードをドローし…

「更に俺は3枚目に引いた仮面竜(ドラゴン族)を相手に公開する事により1枚ドロー…引いたのは青眼白龍公開してもう1枚ドロー…」

悠は手札が補充され…

「1ターンで神獣は驚いた…次はこっちの番だ…次元のはざ間に住みし竜よ次元をこじ開けろ…ヴァジュール・テュポン(功0守0闇・チューナー)召喚!」

空間が歪み…1・2・3・4…無数の蛇の様な頭が歪みの間から見え隠れする…

「見たこと無いモンスターだ…攻撃力0…(何かあるな…)(ゆう)」

「舞い戻れ…はざ間に帰依し竜たちよ…」

歪が更に3つ出来そこから…

「これは…(ゆう)」

ランサー・アックス・ｻﾗﾏﾝﾀﾞｰ…
除外されたモンスターが悠のフィールドに舞い戻ってきた…

「ヴァジュール・テュポンの効果除外されているドラゴン族モンスターを任意の枚数までフィールド上に特殊召喚することが出来る…ただし効果の発動は出来ない。」

「ほぉーー!成る程!龍札とコンボだな、しかも俺のｻﾗﾏﾝﾀﾞｰまで使うとは…」

「まだ、これからだ…テュポン、ｻﾗﾏﾝﾀﾞｰ、アックスをシンクロさせ…」

無数の蛇がアックスとｻﾗﾏﾝﾀﾞｰに絡みつき…

「始まりは終わり…破壊は再生…常闇よりその姿を晒せ!ダークエンド・ドラゴン!!」

歪がひとつになると同時に黒い羽…顔元の側面部から左右に突き出した角…胸にもう1つの顔を持った竜が姿を現す!