-砂浜(昼過ぎ)-

「はぁ～おなかすいた～」

「だね～」

「そりゃあんなに泳いだらな…」

「千草ちゃんってまるで人魚だね。」

千草、こなた、亮、つかさが戻ってくる。

「つかさ…彼奴の場合は人魚じゃなく半魚人だぞ」

ﾊﾞｺﾝ！！

「痛った！熱！痛熱！！」

悠は後から千草に殴られヘラを戻っていた手が鉄板に当たる

「亮～今の酷いと思わない？」

「ああ…そうだな…(悠がだけど…) 」

亮は悠に目でｱｲｽﾞする…

「悠君大丈夫！」

かがみは水を悠の手にかける！

「っう、あの半魚人め…」

「悠～次はヘラ背中に当ててあげようか？」
千草は笑顔でヘラを悠に向ける。

「かがみ助けてくれ！」

「わ//ちょっと悠君？！」

悠はかがみの後ろに隠れる。

「ったく…ﾋｮｲｽﾞﾙｽﾞﾙ…あ、美味しい」

「あ、こら勝手に食うなよ！」

千草はヘラで器用に焼きそばを取り啜る。


… …

昼食を食べ終え暫く休憩も終えたあと…

「悠～ビーチバレーしょ～」

こなたがﾋﾞﾆｰﾙﾎﾞｰﾙを渡して来る。

「…いいぞ…チーム分けは…そうだな…俺とかがみだけでいいぞ。」

「え？」

「あれ～何～悠かがみんﾌﾗｸﾞ立っちゃったの？」

「昼飯作るの手伝ってくれた礼に勝利をプレゼントしたいだけだ…」

悠はかがみを見る。

「え、あ、その///」

かがみの顔は真っ赤になっている。

「ならいいけど、悠～こっちには亮君も千草ちゃんも居ること忘れないでよね～」

こなたは強気な顔で適当にラインを引いている。

「(だから、勝てるんだよ。)」

悠は不敵に笑う。