「ちょ!悠君」

「ほれほれ、走れ走れ」

悠はかがみの手を引き走る

「ほい！ダーイブ！」

「きゃ！」

バッシャーン…

「ごほごほ！ちょ！いきなり飛びこませないでよ！」
「ははは、悪い悪い。」

悠は波ぎわで立って笑う。

「…入らないの？」

「ズボンだし。」

「な、脱いで水着になればいいでしょ！」

「まぁいいだろ…俺はここで居るから…」

悠は笑ったまま手を振る…

「…もしかして、泳げないの…？」

「……そんなことは無い」

「今の間は何よ。へぇ～悠君って泳げないんだ。ｸｽｸｽ」

かがみは意外って顔をして笑う。

「だから、泳げるっての…俺は昼飯の準備があるから今は泳がないの！」

悠はそう言って戻って行こうとする。

「あ！ちょっと！」

「なんだ、いま入ったばっかなのに、こなた達と遊んでこいよ。」

「いいでしょ、別に…」

かがみはそっぽを向いて悠の後についていく。

「そうか、そうか、かがみは俺と一緒に居たいのか」

「な//そんなじゃ！無いわよ！いい、こなた達所行ってくる！」

かがみは踵を返し行こうとすると

「まぁ、もし～いいなら、昼飯の手伝いしてくれるか？」

「…いいわよ。」

「ありがとかがみ～ん」

「かがみん言うな！」

二人で戻り、ミニコンロと鉄板を出して悠とかがみは焼きそばの準備をする。