あの後、適当に談笑しながら帰り

－大広間－

「…さて、やるか…」

悠はゲームを起動する…

…

[あ!弁当忘れた…]

[悠がお弁当忘れるってめずらしいね……き、今日偶然お弁当二つ有るけど１つ食べる?]

[食べても平気な物か?]
→[勿論食べる!]

[はい、特製のお弁当だよ味わって食べたまえ!]

笑顔で弁当を渡してくる…


「…マジでそっくりだな…けどこれは流石に同じにはならないな…」

何しろ明日の弁当の準備はもう出来ている

「って何ゲームに闘志燃やしてんだか…」

暫くプレイして気が付くと深夜だったのでセーブして眠ることにした…

－次の日－

「ふぁ～ぁぁ…眠た…」

「どうした？やけに眠そうだな？」

「あ～…ちょいとゲームやりすぎてな…」

悠は頭を左右に揺らす。

「所で悠…」

「何だ～？亮？」

「流石にそろそろ屋上はキツく無いか？」

「…確かに…」

日中の屋上の気温は軽く人を殺れる位暑くなっている…

「今日の所は教室に戻ろう」

「ああ…」

悠と亮は大人しく教室に戻どる事にした


－教室－

「あ～暑い&空腹だ～」

「あ、悠、亮君お帰り～」

「うぃ～っす」

こなた達は既に昼食中だ

「屋上で食べるんじゃ無かったの？」

「無理無理」

「灼熱地獄だ、サウナより暑いぞ…」

亮と悠は手で×のマークを作る。

「かがみん、サウナだってさ～」

「何が言いたいのよ！」

じゃれあう、こなたとかがみを置いといて


「さて、俺達も食べるか」
「ああ」

悠と亮も席について昼食を食べようと弁当を開けると

「…うわ…」

「どうした？悠？」

「…傷んでる…」

焼き魚から糸が引いている…

「くっ…今からじゃパンも無いだろうし…」

悠が落胆していると

「じゃあ悠これ上げるよ♪」

「へ？」

こなたが弁当箱を置いて来る。

「な…何で、こなた！２つ弁当持ってるんだ！？」

驚きで発音が変になりつつ質問する。

「いや～今朝ゆーちゃんのお弁当作ったんだけど今日体調悪くて休んじゃってさ～、偶然持って来たんだよ。」

「マジか…」

果たしてこれは偶然なのか…それとも神憑りな何かなのか…

「…」

目の前の弁当を見つつ考えて居ると…

「悠どうかしたの？」

「あ、いや…ありがたく食べさせてもらうよ…」

「味わって食べたまへ～」
量が少し少なかったが十二分に美味かった…

… …