夏の思い…
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-木々に囲まれた道-
「少し坂道になるけど平気か?」
悠はみゆきの方を見て歩く
「大丈夫ですよ」
「そかそか、直に着くからも少し頑張ってくれ」
更に進んでいくと
「ふぅ…到着」
「ここわ…」
「中々いい眺めだろ?」
そこは辺りを一望できる丘になっている。
「よいしょっと…まっみゆきも寝転がれよ」
悠はその場に寝転がる
「素敵な所ですね」
「ああ、一応俺の秘密の場所、涼しいし何より嫌なことが吹っ飛ぶ気分だろ?」
「…はい。」
みゆきは短く返事をする。
「…そろそろ、ぶっちゃけちゃえばどうだ?」
「…」
「まぁ俺が言えたギリじゃないけどサボりは良くないぞ?」
「気がついてたんですね…」
みゆきはポツリと呟く
「はははまぁな、考えたらみゆきの大学はまだ夏休みじゃないだろ?それにアポ無しで来るタイプじゃ無いからな。」
悠は笑う
「…」
「で、何かあったのか?話したくなかったら聞かないけど?」
「…悠さんはやっぱり凄いですね……」
みゆきは少し寂しそうに笑う
「…」
「皆さんと会えなくなり、新しい生活が始まって何故か…毎日がその…つまらなくなって来て…何事にも意欲が無くなって来て…」
「…」
「…悠さんは凄いですね…何でも1人で出来て…」
みゆきがそう言い終わると。
「違うな」
「え?」
「俺は何でも出来るんじゃなくてただそうしたいからしてるだけだ。」
悠は身体を起こしてみゆきを見る。
「サボりたかったらサボる、遊びたかったら遊ぶ。まっ威張れることじゃないけどな。けど…」
「けど?」
「みゆきも出来るだろ?」
悠はパチンっと指を鳴らす。
「えっと…?」
「正しいと思ったことを今まで出来てきたじゃないか」
「正しい…」
「そっ、サボらずに学校に行き、規則正しい生活、俺には絶対まねできない…正直俺はそういう所が羨ましかったんだぜ?」
「悠さんが…私をですか?」
みゆきは目を丸める。
「ああ、だから今回の初サボりも気分転換と思えばいいじゃないか。」
「悠さん…」
みゆきは目を潤ませる
「ほらほら、美人が台無しだぞ」
悠はみゆきの涙を指ですくい
「誰も完璧な奴なんか居ないんだ気張らずに、今まで道理に行けよ。」
「!!」
みゆきは頭を撫でられると高校時代の悠が見え…
「…少し…」
「背中でも胸でも貸すぞ。」
そう言われて…
「ありが…とう…ございます…」
みゆきは悠の胸で静かに涙を流した…
「少し坂道になるけど平気か?」
悠はみゆきの方を見て歩く
「大丈夫ですよ」
「そかそか、直に着くからも少し頑張ってくれ」
更に進んでいくと
「ふぅ…到着」
「ここわ…」
「中々いい眺めだろ?」
そこは辺りを一望できる丘になっている。
「よいしょっと…まっみゆきも寝転がれよ」
悠はその場に寝転がる
「素敵な所ですね」
「ああ、一応俺の秘密の場所、涼しいし何より嫌なことが吹っ飛ぶ気分だろ?」
「…はい。」
みゆきは短く返事をする。
「…そろそろ、ぶっちゃけちゃえばどうだ?」
「…」
「まぁ俺が言えたギリじゃないけどサボりは良くないぞ?」
「気がついてたんですね…」
みゆきはポツリと呟く
「はははまぁな、考えたらみゆきの大学はまだ夏休みじゃないだろ?それにアポ無しで来るタイプじゃ無いからな。」
悠は笑う
「…」
「で、何かあったのか?話したくなかったら聞かないけど?」
「…悠さんはやっぱり凄いですね……」
みゆきは少し寂しそうに笑う
「…」
「皆さんと会えなくなり、新しい生活が始まって何故か…毎日がその…つまらなくなって来て…何事にも意欲が無くなって来て…」
「…」
「…悠さんは凄いですね…何でも1人で出来て…」
みゆきがそう言い終わると。
「違うな」
「え?」
「俺は何でも出来るんじゃなくてただそうしたいからしてるだけだ。」
悠は身体を起こしてみゆきを見る。
「サボりたかったらサボる、遊びたかったら遊ぶ。まっ威張れることじゃないけどな。けど…」
「けど?」
「みゆきも出来るだろ?」
悠はパチンっと指を鳴らす。
「えっと…?」
「正しいと思ったことを今まで出来てきたじゃないか」
「正しい…」
「そっ、サボらずに学校に行き、規則正しい生活、俺には絶対まねできない…正直俺はそういう所が羨ましかったんだぜ?」
「悠さんが…私をですか?」
みゆきは目を丸める。
「ああ、だから今回の初サボりも気分転換と思えばいいじゃないか。」
「悠さん…」
みゆきは目を潤ませる
「ほらほら、美人が台無しだぞ」
悠はみゆきの涙を指ですくい
「誰も完璧な奴なんか居ないんだ気張らずに、今まで道理に行けよ。」
「!!」
みゆきは頭を撫でられると高校時代の悠が見え…
「…少し…」
「背中でも胸でも貸すぞ。」
そう言われて…
「ありが…とう…ございます…」
みゆきは悠の胸で静かに涙を流した…