「どうだ?」

「うん…ピリ辛で美味しい。」

「よかった。」

悠はかがみに微笑みかける。

「//!っで、次は?」

かがみは悠から目線を反らして言う。

「最後は此方!」

悠はパチンっと指を鳴らして合図を送る。

「最後は勿論、ドルチェデザートのことをいい……」

「ええっと…ケーキ、パイ、クッキーなどの焼き菓子やフルーツ「ティラミス」「パンナコッタ」「ジェラード」などがあります。 」

亮の説明が入り。

かがみとつかさ以外にはパンナコッタ(クリームのゼリーみたいなデザート)が運ばれてきて

「パンナは「生クリーム」コッタは「火を通す」の意味が有る口当りのなめらかなデザートです。」

亮はカンペを見つつ何とか説明を終えて。

「っでお二人には此方を…」

かがみとつかさの前には

「「わぁ…!」」

マチュドニア(フルーツポンチ)
ズゴットが並べられる。

「ズゴットって?」

かがみは目を輝かせて聞く

「ズコットは神父様が被る帽子を意味でトスカーナ地方・フィレンツェでことに有名なケーキだ。本来はクリスマスケーキに作られるけど今回はビーターチョコレートを使ってチョコケーキ風はかがみに」

かがみのケーキはブラウン色でブルーベリーが5つ並べられ真ん中にはダークチェリーが飾られた大人向きのミニケーキ。



「つかさにはメロンを生地に練りこんで作ったフルーツケーキ風だ。」

つかさのケーキは白色の間にメロンの夕張色が所々に覗きカットイチゴが花の飾られたミニケーキ。

「いいなぁ～かがみん!」

「私たちも食べたいな～!」

こなたとみさおがケーキをロックオンするが

「ダメよ(だよ)!」

かがみとつかさは声を揃える。

「はは、まぁ我慢しろこなた、みさお。今回の主役はこの二人何だからな。」

悠はエプロンを外す。

「ぶぅ～」

「じゃあ今度作ってよね～!」

「はいはい、解りましたよ。」

悠はやれやれのポーズをとる。