「「そりゃつかさだろ」「ゆうくんだよ」」

悠とつかさは互いの名前を言い合う。

「いや、つかさは家庭で手伝いしてるし」

「ゆうくんは１人暮らししてるし」

平行線をたどっていると

「じゃあさ～悠とつかさで料理対決してみたらどうかな?」

「あん?」「ええ!!」

こなたの一言に悠は疑問
つかさは驚く

「二人とも上手だしいい勝負になると思うんだよね～」

「アンタは何言い出す…」

「ふむ…面白いな…」

「「ええ?」」

「一度つかさの料理を作ってる所を見てみたいと思っていたし…どうだ?つかさ、良かったら明日家で対決してみないか?」

意外にも悠はつかさに勝負を挑んだ

「…うん♪いいよ!」

「決まりだな…」

悠は笑顔で親指を立てる

「むふふ、これで明日はおいしい物が食べられるねかがみん♪(成功成功…)」

「…そ、そうね…」

かがみは少し残念な顔をして逆にこなたはとても楽しそう顔をする。

「じゃ、つかさ放課後買出し行こうな。」

「うん♪」

…　…　…

―スーパー―

「……って事だ。」

「そっか…うん♪わかったよ、ゆうくん。」

「悪いな、まっ後からは…」

「…うんうん」

暫く食材を見ながら話して

「じゃ、買い物始めるか…俺は「洋食」でいく。」

「じゃあ…私は「和食」かな」

つかさと悠はそう言って別れて買い物を始める

…　…

「お魚と…う～ん、やっぱり野菜は…」

さながら可愛い幼妻のように食材を選んでいくつかさ

…　…　…

「トマトにバジル…鯛に…後はオリーブオイルっと」

悠はポイ、ポイ、必要な物を買い物籠に放り込んでいく

…　…

―帰路―

「ふぅ…結構買ったな」

悠は両手に袋を持ちながら歩く

「ゆうくん、重くない?」

つかさは悠の鞄を変わりに持ち横に並んで歩く。

「余裕、余裕、それより何作るんだ?」

「えへへ、秘密だよ。」

つかさは楽しそうに笑う。

「う～ん、それは楽しみだな」