某日の昼休み…

「かがみん～それちょうだ～い！」

「いやよ！」

「ちぇ～ならつかさちょうだ～い♪」

こなたはつかさのオカズに矛先を代えると

「アンタ人のばっかり食べないで自分の食べなさいよ。」

かがみがそれを止めようとこなたの頭を手で押さえる
「むむ…じゃあ悠のを…」

せめて悠のオカズを食べようとするが…

「ほぅ…じゃあ先に塩を…」

「うん、それで…」

悠とつかさは料理談義でこなたとかがみをほぼ無視していた…

「へぇ…そうすれば柔らかく出来るのか…」

「うん♪」

つかさは楽しそうにうなずく。

「お二人さ～ん楽しそうだね～」

「ん？ああ、まぁな結構つかさの料理法がためになってな。」

「ゆうくんも色々知ってるから本当にためになるよ～」

悠とつかさはお互いを褒め合う

「アンタ達って本当に料理好きよね…」

かがみは悠と自分のお弁当を見る。

「俺は趣味と生命線だからな」

「私はお菓子作るのとか好きだし」

「かがみんも少しは料理覚えた方がいいんじゃないの～？」

こなたがかがみの頬を指でつく

「な！あ、アンタには…っ…」

そこまでいいかけるがかがみは言い澱んでしまう…

「むふふ、アンタには？何かな～？」

こなたは余裕の表情を浮かべる。

「くっ…」

「まぁ人には得て不得手がある、あまり気にするなかがみん。」

「そうだよ♪かがみん♪」

悠はかがみの頭をワシワシっと撫でる

「か、かがみん言うな//！」
かがみんは悠の手を払いのけて顔を真っ赤にする！

「「「あははは♪」」」

皆で笑い終わった後

「所でさ…悠とつかさってどっちが料理上手なのかな？」

「あん？」「えっ？」

こなたが悠とつかさを交互に見る。