「な、なんだよこれ～！」

悠は千草に持ち上げられ手足をバタバタする…

「とりあえず…千草下ろしてやってくれ…悠箱にこの札が貼ってあったけど…読めるか？」

亮はちび悠に札を渡す。

「ちゅうごくごだな…ﾌｧﾝ ﾗｵ ﾊｲ ﾄﾝ ﾀﾞ ｼﾞｳ …」

「読めるの？！」

かがみは驚き

「何て意味なの？」

稲葉は意味を尋ねると

「わかがえりざけ…」

「「「若返り酒！？」」」
全員は声を揃える。

「をいをい…かんべんしてくれよ…しかもこのサイズ…しょうがくせいかよ…」

悠はソファーの上で横に倒れる…

「「…か…」」

千草と稲葉はその様子を見て

「どうしたの？千草さん、稲葉さん？」

「「かわい～！！」」

ギュ～～

「わぁ！？な、なにしゃがる！」

稲葉と千草は左右からちび悠を抱き締める。

「悠～アンタ今もう犯罪クラスのかわいさよ！」

「こんな不思議な事…あ～も～かわいいわ！」

「やめろ！はなれろ…う～ん～！たすけてくれ！りょう～！」

ちび悠は必死で二人を押し返そうとするも力負けしている…

「…ほらこれでいいか？」

グィｨ… ちび悠は服を捕まれて持ち上げられる…

「ふくざつなきぶんだよ…」

「あら…ねぇ悠君箱の中にこんな紙が入ってるわよ？」

かがみは紙をちび悠に見せる。

「りょう、おろしてくれ…かがみ、すわっていいか？」

「え、あ…うん//」


亮に下ろしてもらってかがみの膝に座って

「えーと…」

文面には

如果如果喝一分変年
軽5歳喝二分10歳変年
軽秘傳的酒，效果如果少女的接吻轉移泉水修好

と書かれて居る。

「これも中国語よね…読める？」

「…ﾙ- ｸﾞｵ ﾙ- ｸﾞｵ ﾎ- ｲ- ﾌｪﾝ ﾋﾞｴﾝ ﾆｴﾝ ﾁﾝ 5ｽｲ ﾎ- ｱﾙ ﾌｪﾝ 10ｽｲ ﾋﾞｴﾝ ﾆｴﾝ ﾁﾝ ﾐ- ﾁｭｱﾝ ﾀﾞ ｼﾞｳ ，ｼｬｵ ｸﾞｵ ﾙ- ｸﾞｵ ｼｬｵ ﾆｭ- ﾀﾞ ｼﾞｴ ｳｪﾝ ｼﾞｭｱﾝ ｲ- ﾁｭｴﾝ ｼｭｲ ｼｳ ﾊｵ …ってなんだよ///これ！」

ちび悠は紙を机の上に放り投げる。

「何て書いてあったんだ？」

「ひとくちのめば5才わかがえり、ふたくちのめば10才わかがえり…ひでんのさけ…こうかは…」

ちび悠はそこで口を止める。

「効果は何なんだ？」

「よめない…そこからわからん…」

「ちょ！重要な所が読めないじゃないのよ！」

「…しかたない…だろ、なおるまではこのかっこうか…」

ため息をついていると

「ねぇ！悠！服買いにいきましょ！」

稲葉はちび悠を抱き抱える

「な！やめろ、おろせ！おれはいかないぞ！」

「はいはい、いい子だからいくわよ♪」

千草も行く気満々で

「やめろ～！はなせ～！」

右手を稲葉に左手を千草に持たれ捕まった宇宙人状態で連れて行かれる…

「…かがみ行くか…」
「そうね…」

二人も後を追う…


ーブティックー

「ちくしょう…」

ちび悠は元着ていた服を無理やり捲り上げて超ダボダボの服装で居る。
「ほら～良いの買ってあげるから～♪」

千草はちび悠の頭を撫で

「ｺﾞｽﾛﾘ…いやあえて可愛いフリル…ふふふ」

稲葉は危険モードに入っている。

「いなば…やめてくれたのむからふつうのにしてくれ」

稲葉は確りとちび悠の手を握って逃がさない。

「じゃ…これは？」

千草は白いワンピースを持って来て

「こっちよね？」

稲葉は赤と黒のクロスラインスカートと胸にドクロの刺繍があるタイつきベストを持って来る…

「…じぶんでえらぶから…」

俺は迷彩柄のタンクトップ蜘蛛の巣のペイントがある黒のズボンを購入して着替える