「ふふふ、大量、大量」

射的、輪投げ、型抜き…

色々やったて悠はすべて最高的に景品をゲットしていてかなりにこにこしている。

「いっぱいね…少し持とうか？」

「ん？大丈夫、大丈夫！それより、そろそろ花火の時間だし…もうちょっと見やすい所いこうぜ」

悠はかがみの手を引いて更に奥に向かう

「ちょ、見やすいって何処いくのよ！」

「もちっと、奥に良いところあるんだよ。」


……

「ほい、到着」

「へぇ、こんな所あるんだ。」

そこは祭りの会場から少し離れた所で川を挟んだ土手の様な所だ。

「よっと…摩耶と下調べしといたからな…」

悠は寝転がる

「下調べって…ねぇ？そう言えば亮君は？」

かがみは悠の隣に腰を降ろす。

「野暮な事聞くなよ、今ごろ千草と一緒だろ。」

「あ、そうか…」

「金剛は祭り時は客が多いから来れないし…んで摩耶とﾗｳﾞﾗｳﾞするしかなかったのだよ。」

「ﾗｳﾞﾗｳﾞって…」

「ま、そのお陰でかがみと花火見れるんだけどな…」
「/////な、何言っ…」

ひゅ～～ ドン！

「お！始まった…」

ひゅ～～ ドン！

色とりどりの華が輝きだす。

「綺麗…」

「やっぱ、花火は一番良いところで見ないとな…」

悠は花火から目を剃らさずに呟く…

「(子供みたいに騒いでる時とは全然違うんだから…)」

かがみは悠の何処か哀愁を帯びた顔を見ながら思っていると

「なぁかがみ…」

「な、何//？」

かがみは突然声をかけられて声が裏返る

「ちょ～っと荷物見ててくれよ♪」

「へ？」

「頼むな～♪」

悠はそれだけ言うと花火はまだ続いて居るのに何処かに歩いて行ってしまう…