ー悠の部屋ー
こなた視点

私は今大好きな彼の部屋に居る。
何度も足を運んできたけど付き合ってからは毎日の用に訪ねている。

「こなた、お待たせ」

「お帰り～じゃ行こうよ」
私は悠の右腕に飛び付く。

「今日はどこ行くんだ？」
悠は私の頭を撫でながら聞いてくる。

「もち、アキバだよ！」

「わかったじゃ行くか。けどいつまでしがみ着く気だ？」

「ずっとだよ」

私はアキバにつくまで悠の手を離さなかった。


ーゲームセンターー
悠視点

「さて、何で勝負する」

「レースゲーム以外だよね？」

「ああ」

俺はレースゲームは苦手だった。実際の運転は得意だがなぜかレースゲームは上手くない。

「じゃあ、あれ」

こなたはガンシューティングを指す。


「いいぞ、スコア低い方が昼飯奢りな」

「負けないよ～！」

二人は銃を取る。

ゲームの内容は襲ってくるゾンビを撃ち倒していき、ステージの最後にボスが出てく典型的なやつだ。


「ステージ1」

バン！

バン ！

こなたは確実に弱点の頭部を狙いワンキルで仕留めていく。

対して俺は

バンバンバンバン！

バン！

両腕 両足 止めに頭とオーバーキルでヒット数をためる。

「悠って容赦ないよね～」

「有象無象関係なく私の弾頭は許しはしないのだ」

「魔弾の射手だね、けどきっとネタ解らないよ、それ」

「こなたがわかってくれればそれでいい」

っと余裕で俺達は次々とステージをクリアしていき最終ステージまでﾉｰｺﾝﾃﾆｭ-で来れた。

「次でクリアだな」

「だね～」

ｶﾞﾔｶﾞﾔ、ﾜｲﾜｲ
後ろにはギャラリーが出来てきた。

「さっさと終らして昼飯にしよう腹減ったし」

俺は左手から右手に持ちかえる。

「あれ！悠もしかして左手でやってたの！」
こなたは驚く。

「ふふ、これが俺の本気だぜ」

バンバンバンバンバンバンバンｶﾞﾁｬバンバンバンバンバンバンバンｶﾞﾁｬバンバンバンバンバンバンバン

恐ろしい程の正確さで弾幕が撃ち放たれ、ボスのライフはみるみる内に無くなる。

銃を置きながら
こなたが

「悠凄すぎ、もう惚れ直しちゃったよ～」

こなたがまた、腕にしがみついてくる。

「切り札は最後に使うのだよ。」


そして俺とこなたはギャラリーの拍手の中を後にしてゲームセンターを出る。