休みとは甘美な物…

「何をするのも自由だし～」

休みとは偉大な物…

「ついつい、お昼過ぎまで寝ちゃって～」

休みとは素敵な物…

「ゲームも朝からやれっしな！」

休みとは感動的な物…

「今回は燃えたっす」
「とても素晴らしい本が手に入リマしたし！」

休みとは…

「や・か・ま・し・い！」
ｽﾊﾟｰﾝ！ ｽﾊﾟｰﾝ！ ｽﾊﾟｰﾝ！　ｽﾊﾟｰﾝ！　ｽﾊﾟｰﾝ！

「うわ！」 「あう！」 「うきゅ！」　「ぬぇ！」　「On！」

軽快な音と共にこなた・つかさ・みさお・ひより・パティは頭を抑さえる。

「お前ら！全然終わって無いんだから必死にやれ！」

俺はハリセンを片手に5人を注意をする。

「あーあ、遂に叩かれたわよあの5人…」

かがみは手を止め、5人の様子に呆れかえり

「やっぱりゆう君１人に頼んだのは可愛そうだったかも…」

あやのは心配した目で悠を見て

「やはり、私達もお手伝いしたほうが…」

みゆきは喋りつつも確りと手は動いている。

「しかし、此方は此方で手が一杯だ、ここは悠に頑張ってもらおう…」

亮は割りとシビアに悠を犠牲にした…

「すいません、教えて戴いて」

「ありがとうございます…」

ゆたかとみなみは恐縮そうにする。

「大丈夫ですよ、私はもうすぐ終わりますから」

みゆきは笑顔で答える。

「ねぇ…みゆきちゃん悪いけどここ教えてくれない？」

「あ！千草ちゃんずるい！私も教えて、みゆきさん！」

千草と久瀬がみゆきに教えて貰おうとして

「うぅ～頭痛て～」

「はい、はい、次はどこ？」

火口は頭を抱えながら古川に見て貰っている。

…ちなみに何で今こんな事になっているかと言うと…
～回想～

「すまん、悠ここは？どうしたらいい？」

「そこは、まずな…」

「悠は此方もね～」

「わかった待ってろ。」

春休みも終わりに近づき俺は既に宿題を終わらしていたので亮に教えて居たのだが何故か別の学校の千草まで俺に教わるしまつだ…

「しかし、助かるな…お陰であと少しで終るよ悠」

「いいよ、このぐらい。」
別に大した事はしてないしなと思っていると…

ドタドタドタ！

突然廊下が騒がしくなり

「悠助けて～」

「「こなた(っち)！」」

「「おじゃまします…」」

こなただけでは無いかがみにつかさ、みゆき、あやの、みさお、それにみなみ、ゆたか、パティ、ひより…大集合している

「な、何だよお前ら今日は遊べないぞ？」

「違うよ！悠宿題見せて！」

「頼むよ～ゆう～」
こなたとみさおが泣きついてくる…

「はぁ？」

俺が困っている後ろで

「何か面白い事になって来たし…ゆきっち達もよんじゃお…」

…千草が久瀬達まで呼び今の様になってしまったのだ…