ー放送ー⚡電脳ラジオ(六)⚡

ー稲葉の部屋(隣)(11/17/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール、プロメフィア】

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『ごぉっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(伍)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとラムさんとプロメ(仮)よ。」

福太郎「コカトリス。俺やで。」

千世子「バジリスク。千世子なのだ。」

ラム「メドゥーサ。私よ。」

プロメ(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール。プロメフィア(仮)ちゃんです。】

友利「石化が性癖な人っているですよね。とてもすてきだと思うんです。」

ゆえ「かっさつせきかしょう……!」
ギュィン!
友利「ぴきんっ!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

福太郎「石化とかスライム化とか刺さる人は刺さるんよね。」

千世子「性癖爆発なのだ。」

ラム「分からない世界だわ」

プロメ(仮)【それが性癖というものです。では、今回は「不思議な足」でトークしてもらいます。レディファイト!】

福太郎「不思議な足はアメリカで語られる怪異。メイン州のバックスポートの町の建立者であるバックス大佐の墓にはこんな話が伝わっている。ある年、この街で女性のバラバラ死体が見つかった。発見された体をつなぎ合わせ、やっと女性と分かったが、なぜか片足だけが見つからなかった。しかし犯人が分からず、自分の名声が傷つくことを恐れた大佐は、辺りを一人で歩いていた知的障碍者を捕まえ犯人として死刑を宣告した。」

ゆうな「これは酷い」

ゆえ「なんということだ……。」

福太郎「ホンマにね。」

千世子「その後、絞首刑となった男は、処刑される様子を見ようと集まった人々に自分が無実であると事、そしてその証拠が自分の死後に現れることを告げたのだ。」

ゆうな「可愛そう」

ゆえ「これはのろってもゆるされる……。」

千世子「恨みはらさでおくべきかなのだ。」

ラム「それから間もなくバックス大佐がなくなり、彼の墓が作られたが、その墓に人間の足がくっきりと描かれるようになった。その足は何度消しても出現し人々に無実で殺されたあの人の事を思い出させたという。またこの足は今でもバックス大佐の墓に残っているとされるわ。」

ゆうな「思ってたより優しい」

ゆえ「ちゃんとばっくすだけをたたってるね……。」

ラム「張本人だけを恨み続ける。」

プロメ(仮)【はい、ありがとうございました。では、今回はここまでで、次回は「フューネラル・マウンテンズ・テラショット」でトークしてもらいます。】

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しまた……。」
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