ｰ福太郎の部屋ｰ

福太郎「まぁ、せっかくやし……飲みましょか」

りんね「あらあら、いいわね」

クロ「どうしてそうなる」

福太郎「飲みたぁない?」

クロ「……飲むけど」

お仙『かわいイ!』

クロ「……」
ゲシッ!
お仙『パリイ!』

福太郎「ふみつけはパリイでけんで。」

お仙『失敗失敗。』

りんね「福太郎さんのところにくるといつも飲んじゃうわね。」

福太郎「そのぐらいでええんとちゃいます?集まったら飲むって流れで」

りんね「あら、若い子みたいね」

お仙『若くないのカ?』

りんね「……若いわよ!」

クロ「無理すんな不老不死」

福太郎「とりあえずビールで?」

りんね「はーい、ビールで良いでーす」

クロ「私は適当につまみ出すか」

メリー「なに、ご飯?」

お仙『いや、飲み会』

メリー「みんなお酒好きよね」

付喪紙【そうみたいですね。】

りんね「あら、新しい人?」

福太郎「人いうか紙です」

りんね「紙?」

メリー「これ」
ひょい
付喪紙【はじめまして】

りんね「あら、初めまして」

クロ「普通だな」

りんね「このくらいじゃ驚かないわよ。」

クロ「まぁ、本人がいちばん驚き存在だしな」

福太郎「スプラッタ的な意味でね。すっきー。すっきーもおいでー」

すっきー『はいーっす。』

福太郎「そろそろビールサーバーとか買ってもええかもね。」

りんね「あら、素敵」

クロ「何処置くんだよ」

福太郎「……メリーちゃんハウスの隣」

メリー「なんか嫌!」

りんね「もし買うなら少しお金出すわよ」

福太郎「マジすか。ビールサーバーっていくらくらいやっけ?」

クロ「ピンキリだろ」

お仙『40万のとかどうだろウ』

クロ「いらねぇよ!」

お仙『それ、業務用とかのじゃないっすか?』

メリー「置けなさそう。」

福太郎「大きさの制限もあるよな。とりあえず、はい、みんなグラス」

お仙『かんぱーイ!』

クロ「お前が言うのかよ!」

りんね「乾杯。ふー、美味しい」

メリー「寒くなってきてもビールは飲むのね」

福太郎「もちろん。ただ、めっちゃトイレが近ぁなるけど」

お仙『あ、これぐらいのはどうダ?』

福太郎「ん?家庭用ビールサーバー……40000円か」

りんね「あら、樽型で可愛いわね」

福太郎「んー、ありやな」

クロ「おいおい、マジか」

福太郎「あと2人くらい有志集めてひとり10000円くらいで買ったらええかもね」

りんね「悠君でいいんじゃない?」

福太郎「んっ、なるほど」