第拾夜『福太郎の不思議な日常』

ー福太郎の部屋ー

悠「しりとり」

福太郎「するん?」

悠「いや、しりとり始めると「る」ぜめする奴いるじゃん」

福太郎「んっ、おるね」

悠「終盤にルーブルとルールでカウンター食らわしたいよな」

福太郎「んー、テトリスの一本棒で全消ししたいみたいな?」

悠「……」

福太郎「……」

悠「そう、それ。」

クロ「いや、違うだろ」

悠「ああ、クロさんはぷよ派ですか?」

福太郎「じつはパネポン」

悠「アレ最初にやるのはゲームオーバーぎりっぎりまでブロックを伸ばすことだよな」

福太郎「俺は敵にわざとブロック落としてもらうン待つ派やったね。」

悠「魔王サナトスと女神コーデリアはともかく鳳凰とドラゴンってなんなんだろうな」

福太郎「魔女とドラゴンはともかく鳳凰はなんやろね。フェニックスとかならともかく」

クロ「一緒だろ」

悠「アメリカでは一緒の括りらしいけど……おれは鳳凰→派手で光属性、グループ攻撃、全体回復。フェニックス→派手で炎属性、全体攻撃、自動回復。」

メリー「同じじゃない」

悠「いや、微妙に違う。」

福太郎「個人的には全体回復持ちのがええな。」

悠「自動回復も優秀だけどな。ただ敵にされるとすこぶる腹が立つ。フォルネウスお前だよ、地相回復999やめろ!あと、二回行動でマッドサンダー落とすのも!実質六回攻撃だぞ」

福太郎「ラバーソウル先生」

悠「最後まで頼りになる!」

福太郎「フォレストスーツ」

悠「重いです。引っ込んでてください。荷物の邪魔。」

福太郎「防御力だけは優秀なんやけどね。」

悠「竜鱗の鎧、鬼神小手、ブーツ界の最重量の聖王のブーツの装備でも11なのにフォレストスーツひとつで15だべ。まるでフォローできない」

福太郎「むかし、序盤でタイタンスーツ手に入れて装備してたら遅いのなんの……」

悠「ロマサガの全身鎧って罠だよな…。重さとか素早さの説明ないのに防御力だけはしっかり見せとくっていう」

福太郎「宵闇のローブ」

悠「あの詐欺は許さない。絶対にだ。」

メリー「ふぁあぁ……宵闇のローブ詐欺って?」

クロ「わざわざ無理に聞かなくていいだろ…」

福太郎「一見外見だけやったら42という優秀防具に見えて斬△、打△、突△、射△、熱×、状×という残念装備。レオニードさんの固有宵闇のローブは斬:42、打:42、突:42、射:42、熱:0、冷:42、雷:42、状:42という鬼装備」

悠「まぁ、それでも重量0だからクリスナイフとかと一緒に装備すればそこそこ使えるけどな」

クロ「お前らその話してると生き生きしてるよな」

悠「ロマンシングですから」
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