第仇夜『福太郎の不思議な日常』
ー福太郎の部屋ー
福太郎「……」
メリー「ご主人様、ご主人様?」
福太郎「ん?」
メリー「天井見上げてなにしてるの?」
福太郎「んっ、いや、ちょっとほら染みが目立ってきたなぁって思って」
メリー「染み?」
福太郎「天井の染み」
お仙『天井の染みを数えている間に終わル』
クロ「……」
ゲシッ!
お仙『無言の蹴り入りましタ!』
クロ「まぁ、もともと古い建物だから雨漏りもするし染みぐらいあるだろうけど……」
福太郎「けど?」
クロ「最近雨降ってないよな」
お仙『カンカン照り照りのサンパワー』
クロ「うるさい。」
お仙『最近お仙が冷たい希ガス』
クロ「変な言葉使うな!」
メリー「そういうのどこで覚えるの?」
お仙『ネット』
福太郎「で、話は戻りまして……」
クロ「天井の染みなぁ……いや、まさかな」
お仙『どうしタ!どうしたんダー!!』
クロ「うるせぇ!」
メリー「二人ともホント元気ね」
福太郎「はい、そんでまた話を戻しまして」
クロ「あぁ……いや、垢舐めがこの前でただろ?」
福太郎「出たけど、ここは風呂場ちゃうよ?」
クロ「いや、妖怪には天井甞(てんじょうなめ)っていうのもいるんだよ…」
福太郎「……」
メリー「……」
お仙『……』
クロ「どう思う?」
福太郎「あり得るんやろね。きっと。」
お仙『でも……いつ現れてるんダ』
福太郎「そりゃまぁ……妖怪やし、ちょうど俺らが居らん時を見計らってちゃう?」
クロ「まぁ、すっきーは隙間にいたら気づかないだろうし、メリーは……」
メリー「……」
クロ「メリーだしな」
メリー「どういう意味!!」
福太郎「まぁ、最近のメリーちゃんはアイスボックスハウスに入りびたりやしね」
メリー「だって涼しいんだもん!」
お仙『アイスボックスなら防音、保冷ができてうらやましイ』
福太郎「以上のことから、おそらく昼間俺らは避暑、メリーちゃんはボックス籠り、すっきーは隙間の穴だらけの密室の時に現れとるんやと推理できる」
クロ「ほんと穴だらけだな…」
お仙『むしろ驚きの妖怪侵入率』
福太郎「妖怪って壁抜けとかデフォ何?」
クロ「少なくとも私はできない」
お仙『ぶち破るのとか得意でしョ?』
クロ「得意でもねぇよ!なんだよぶち破るって!!」
福太郎「ぶちかまし」
クロ「うるさい!」
メリー「どうするの?」
福太郎「ちょっと皆で外でて誘きだそか。天井板が腐ったら困るし」
福太郎「……」
メリー「ご主人様、ご主人様?」
福太郎「ん?」
メリー「天井見上げてなにしてるの?」
福太郎「んっ、いや、ちょっとほら染みが目立ってきたなぁって思って」
メリー「染み?」
福太郎「天井の染み」
お仙『天井の染みを数えている間に終わル』
クロ「……」
ゲシッ!
お仙『無言の蹴り入りましタ!』
クロ「まぁ、もともと古い建物だから雨漏りもするし染みぐらいあるだろうけど……」
福太郎「けど?」
クロ「最近雨降ってないよな」
お仙『カンカン照り照りのサンパワー』
クロ「うるさい。」
お仙『最近お仙が冷たい希ガス』
クロ「変な言葉使うな!」
メリー「そういうのどこで覚えるの?」
お仙『ネット』
福太郎「で、話は戻りまして……」
クロ「天井の染みなぁ……いや、まさかな」
お仙『どうしタ!どうしたんダー!!』
クロ「うるせぇ!」
メリー「二人ともホント元気ね」
福太郎「はい、そんでまた話を戻しまして」
クロ「あぁ……いや、垢舐めがこの前でただろ?」
福太郎「出たけど、ここは風呂場ちゃうよ?」
クロ「いや、妖怪には天井甞(てんじょうなめ)っていうのもいるんだよ…」
福太郎「……」
メリー「……」
お仙『……』
クロ「どう思う?」
福太郎「あり得るんやろね。きっと。」
お仙『でも……いつ現れてるんダ』
福太郎「そりゃまぁ……妖怪やし、ちょうど俺らが居らん時を見計らってちゃう?」
クロ「まぁ、すっきーは隙間にいたら気づかないだろうし、メリーは……」
メリー「……」
クロ「メリーだしな」
メリー「どういう意味!!」
福太郎「まぁ、最近のメリーちゃんはアイスボックスハウスに入りびたりやしね」
メリー「だって涼しいんだもん!」
お仙『アイスボックスなら防音、保冷ができてうらやましイ』
福太郎「以上のことから、おそらく昼間俺らは避暑、メリーちゃんはボックス籠り、すっきーは隙間の穴だらけの密室の時に現れとるんやと推理できる」
クロ「ほんと穴だらけだな…」
お仙『むしろ驚きの妖怪侵入率』
福太郎「妖怪って壁抜けとかデフォ何?」
クロ「少なくとも私はできない」
お仙『ぶち破るのとか得意でしョ?』
クロ「得意でもねぇよ!なんだよぶち破るって!!」
福太郎「ぶちかまし」
クロ「うるさい!」
メリー「どうするの?」
福太郎「ちょっと皆で外でて誘きだそか。天井板が腐ったら困るし」