第仇夜『福太郎の不思議な日常』

ーりんねの部屋ー

福太郎「センセー?」

カラス『カァー!』

福太郎「うわっ……カラス?」

クロ「なんで室内にカラスが……」

お仙『死肉でもむさぼってるんじゃないカ』

クロ「死肉なんかがあるわけ……」

カラス『カァー!』
カラス『カァー!』
カラス『カァー!』
ガッガッ、ガッガッ

クロ「めっちゃ食ってる!!」

福太郎「お仙、追っ払って」

お仙『こらー!出ていケーーー!』
バッバッ!

カラス『カァー!』
カラス『カァー!』
カラス『カァー!』

バササササッ!

福太郎「んー、窓があいとってんな」

クロ「いや、窓が開いてたからってどしたらこんなことになる」

りんね「う、うぅん……」
ズルルッ

お仙『トラウマレベルの肉片が動いてル』

福太郎「リアルバイオハザード」

りんね「あ、あら?福太郎くん?」
ずりずり

福太郎「おはようございます」

りんね「やだ、私、もしかして福太郎君の部屋で寝ちゃったの?!」
ボトボト

福太郎「いえ、まぁ、とりあえず、早急に体、治してください。血なまぐささが熱気と相まって超ヤバいんで……」

りんね「あっ、はい。ちょっと待ってね」
ぐちゅぐちゅ

クロ「コイツ見てるともうスプラッタ映画は面白くねぇだろうな」

お仙『あッ!』

クロ「なんだ?!」

お仙『おっぱい落ちてタ』

【おっぱい】
ぷるんぷるん

クロ「拾ってんじゃねぇ!!」
べしっ!
お仙『フクタロ、ほら、さわっとケ』

福太郎「んっ、柔らかい」
揉み

クロ「お前も揉むな!!」

福太郎「でも、アレやれおっぱいやからつい手を伸ばしてしもたけど……まるで喜びを感じん」

クロ「感じてたらアウトだろ」

福太郎「お仙、返しといたげて」

お仙『はいヨ。先生、おっぱい落ちてタ』
スッ
りんね「あら、ありがとう」
ぴとっ

福太郎「……分離しとったら感覚はつながってないんやな」

クロ「知りたくない情報だったな」

りんね「はーい、お待たせ。」
ドロドロッ…

福太郎「……シャワー浴びたほうがええっすよ。血まみれで猟奇的ですわ」

りんね「あ、やだもぉ///」

クロ「照れるところ?!」
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