第仇夜『福太郎の不思議な日常』
ー福太郎の部屋ー
布都「……」
福太郎「まぁ、元気だしーや」
布都「では、本当にほんとーーーに、仙人ではないのだな?」
福太郎「はい」
布都「ふーむ、だまされた」
クロ「いや、勝手に勘違いしてただけだろ。ガッツリこっちは否定してたんだから」
布都「ふん!」
クロ「なんだその態度は、おい!」
福太郎「まーまー」
コンコン
お仙『ん?誰かきたゾ』
福太郎「ホンマやな。はーい?」
ラム「どうも」
福太郎「んっ、どうも。久しぶりやね。」
ラム「ええ、お仙の点検ついでに寄ったのよ。はい、これお土産」
福太郎「これは……笹?」
ラム「七夕でしょ」
福太郎「んー、せや。今日七夕やん」
ラム「その様子だと忘れてたみたいね。」
福太郎「んっ、ふつーに忘れとった」
ラム「まぁいいわ。ちょっと上がらせてもらうわよ」
福太郎「んっ、どうぞ」
ラム「お邪魔します」
お仙『お、ラム』
ラム「点検に来たわよ」
お仙『診察と言ってくレ』
ラム「はいはい、じゃ診察でいいわよ」
布都「あれは誰だ?」
クロ「ラムっていう道士だよ」
布都「なんと、道士か!なれば我と同門の氏じゃな」
クロ「同門とは限らないだろ…」
ラム「どっか体に不調は?」
お仙『ちょっと最近お腹が減りやすイ』
ラム「いたって健康の様ね…」
お仙『あと、肩がこル』
ラム「腕上げっぱなしだからでしょ。」
お仙『あ、あと……心臓が動いてなイ!!』
布都「なんだと?!」
福太郎「いや、キョンシーやからね。」
布都「あ、ああ、そうか。びっくりした…」
クロ「大丈夫かコイツ…」
ラム「アナタ、逢うたびにふざけた性格になっていってない?」
お仙『どんどん柔軟になっているんダ』
ラム「身体は固いくせにね」
お仙『夏場だから適度にやわらかいゾ』
ラム「腐敗には注意しなさいね」
福太郎「問題は?」
ラム「性格に問題ありかしら」
お仙『いやいや、至って問題なイ』
福太郎「そら、よかった。ほんなら、まぁお茶でも入れますわ」
ラム「遠慮なくいただくわ」
布都「おい、そこの女童(めわらべ)」
ラム「誰が童よ」
布都「お前も我と同じで仙人を目指して居るのだろう」
ラム「は?仙人?目指してないわよ」
布都「なぬ?!道士であろう!」
ラム「道士ではあるけど仙人は目指さないわよ」
布都「……」
福太郎「まぁ、元気だしーや」
布都「では、本当にほんとーーーに、仙人ではないのだな?」
福太郎「はい」
布都「ふーむ、だまされた」
クロ「いや、勝手に勘違いしてただけだろ。ガッツリこっちは否定してたんだから」
布都「ふん!」
クロ「なんだその態度は、おい!」
福太郎「まーまー」
コンコン
お仙『ん?誰かきたゾ』
福太郎「ホンマやな。はーい?」
ラム「どうも」
福太郎「んっ、どうも。久しぶりやね。」
ラム「ええ、お仙の点検ついでに寄ったのよ。はい、これお土産」
福太郎「これは……笹?」
ラム「七夕でしょ」
福太郎「んー、せや。今日七夕やん」
ラム「その様子だと忘れてたみたいね。」
福太郎「んっ、ふつーに忘れとった」
ラム「まぁいいわ。ちょっと上がらせてもらうわよ」
福太郎「んっ、どうぞ」
ラム「お邪魔します」
お仙『お、ラム』
ラム「点検に来たわよ」
お仙『診察と言ってくレ』
ラム「はいはい、じゃ診察でいいわよ」
布都「あれは誰だ?」
クロ「ラムっていう道士だよ」
布都「なんと、道士か!なれば我と同門の氏じゃな」
クロ「同門とは限らないだろ…」
ラム「どっか体に不調は?」
お仙『ちょっと最近お腹が減りやすイ』
ラム「いたって健康の様ね…」
お仙『あと、肩がこル』
ラム「腕上げっぱなしだからでしょ。」
お仙『あ、あと……心臓が動いてなイ!!』
布都「なんだと?!」
福太郎「いや、キョンシーやからね。」
布都「あ、ああ、そうか。びっくりした…」
クロ「大丈夫かコイツ…」
ラム「アナタ、逢うたびにふざけた性格になっていってない?」
お仙『どんどん柔軟になっているんダ』
ラム「身体は固いくせにね」
お仙『夏場だから適度にやわらかいゾ』
ラム「腐敗には注意しなさいね」
福太郎「問題は?」
ラム「性格に問題ありかしら」
お仙『いやいや、至って問題なイ』
福太郎「そら、よかった。ほんなら、まぁお茶でも入れますわ」
ラム「遠慮なくいただくわ」
布都「おい、そこの女童(めわらべ)」
ラム「誰が童よ」
布都「お前も我と同じで仙人を目指して居るのだろう」
ラム「は?仙人?目指してないわよ」
布都「なぬ?!道士であろう!」
ラム「道士ではあるけど仙人は目指さないわよ」