ｰ福太郎の部屋ｰ

福太郎「ただいま」

メリー「お帰りなさーい」

輝夜「はぁ、歩き疲れたわ。ちょっとマッサージして」

クロ「何さまだ」

輝夜「姫様よ」

クロ「……」

お仙『いいナ。私も何さまだ→姫様ダ。っていいたイ』

輝夜「なら姫になるといいわよ」

お仙『姫カ。私の美貌なら問題ないナ』

クロ「お前のその図々しさが分からない」

福太郎「勇気って大事やん」

クロ「コイツの場合は色々違ってるだろ」

お仙『キョンシークィーンと名乗ろウ』

クロ「名乗るな」

福太郎「それやったら何かエイリアンっぽいで」

輝夜「えーりん?」

福太郎「エーリアン」

すっきー『エイリアンクィーンすか』

お仙『あんなヌルヌルてかてかしていなイ』

福太郎「ぬるぬるしてたら完全に腐敗やんな」

お仙『そうダ!』

輝夜「さらっとエグイわね。」

クロ「っていうか、そもそもクィーンて姫じゃないだろ。」

福太郎「女王やね」

お仙『キョンシープリンセス』

福太郎「萌え萌え?」

お仙『キュンキュン』

クロ「うぜぇ」

お仙『プリンセスプリキュアの方が良かったカ?』

クロ「そろそろ殴るぞ」

お仙『むー、どうやったら姫になれル?』

輝夜「そうねぇ。まずは優秀な従者がいるわね。」

お仙『優秀な従者……』
チラ

クロ「こっち見んな」

福太郎「従者っていうか騎士かな」

お仙『私のナイト様』

クロ「ふんっ!」
ガンッ!
お仙『騎士が姫に攻撃されタ』

クロ「だから、誰が騎士だ」

福太郎「カッコええで?」

クロ「うるさい。黙れ」

福太郎「せや、お土産にお団子買ってきたんやけど」

メリー「たべるー」

お仙『団子団子♪』

クロ「はぁ……」

輝夜「さて、私はゲームしようかしら。」

クロ「好きにしろよ」

輝夜「好きにするけど。まだなの?」

クロ「なにが」

輝夜「マッサージ」

クロ「金槌でシバキ倒してやろうか!!」

輝夜「死なないし治るけど痛いのは痛いのよ?」

クロ「一回壊して治れば凝りも無くなるだろ」

輝夜「……有りっちゃ有りね」

福太郎「有りなんや…」

輝夜「でも、今回はフツーのマッサージでいいわ」

福太郎「はいはい、マッサージさせて頂きますよ」