ｰ池袋界隈ｰ

悠「あー、痛い。特に三番と四番の肋骨」

福太郎「何番とかあるん?」

悠「もちろん、適当だよ」

諏訪子「適当人間め」

悠「人間なんて適当でナンボでしょ」

諏訪子「確かに」

福太郎「んっ、納得なんや」

諏訪子「自分勝手で脆弱で愚かで適当なのが人間だしね。」

悠「わーぉ、めっちゃ言われた」

福太郎「神様容赦なし」

悠「ロリ神だからかな」

諏訪子「ちっさくないよ!」

福太郎「いや、小さいでしょ」

悠「小さいな」

諏訪子「……」
スッ

悠「その鉄の輪はやめてくれ。ものっそ痛いから」

福太郎「悠で痛いんやったら俺はショック死という危険があるなぁ」

悠「どこまで痛みに弱い?!」

福太郎「もう、縫い針とかが指に刺さったりしたら失神レベル」

諏訪子「日常生活が命がけだねぇ」

福太郎「まぁ、冗談やけどね」

諏訪子「おのれ人間!」

悠「キャラが安定してない件」

諏訪子「はっちゃけてるだけだから大目に見てよ」

悠「把握」

福太郎「そんで話しは変わるんやけど、女の子が好きそうなチョコってなんやと思う?」

悠「……焦がした食パンにハチミツかけてチョコレートかけてアイス乗せてクリームと苺ジャムをそえたもの」

福太郎「激甘やな」

諏訪子「それでいこう」

福太郎「チョコレートをつこうとるだけでチョコではないですよ」

諏訪子「そうなるとやっぱりカエルチョコしか…」

悠「蛙入りのチョコレート?」

諏訪子「カエルは食べ物じゃない!」

悠「いや、とある地方では……」

福太郎「んっ、その件はやったよ」

悠「あ、そう……。でも、うちにカエルの足あるよ多分。冷凍庫に」

諏訪子「どこぞの妖精と同じことを呪ってやる!」

悠「既に色々呪われてます」

諏訪子「……みたいだね。」

福太郎「わかるんや」

諏訪子「何か色々憑いてる気配はする」

悠「……座敷童子の付加効果って着いてますか?」

諏訪子「座敷わらし?いや、わかんない」

悠「これは恋の座敷童子が嘘である感じが濃くなってきたな」

福太郎「んー、でも、後楽さん、貞子たん、アリスちゃんの厄病、呪縛、死の宣告のフルエディションやし。幸運効果なんてかすむんちゃう?」

悠「それだけ聞くとおれってすごくない?モルボルの超臭い息受けてる状態だよ?」

福太郎「んっ、凄い凄い。」

諏訪子「そんなことよりチョコだよ」

悠「そんなこと……」

福太郎「まぁまぁ。悠やったらええ感じのチョコしっとらん?」

悠「ゴディバじゃね?」

諏訪子「この呪われ男。あんまり使えないね」

悠「このロリ神。容赦ないね。」

福太郎「んー……今日もええ天気やなー」

悠「逃避された」

諏訪子「直面した現実から目をそむけるタイプ」