第捌夜『福太郎の不思議な日常』

ー福太郎の部屋ー

福太郎「おはようございます」

諏訪子「おは、よー……」

福太郎「うん。超元気ゃね」

クロ「何処がだよ。どうみても徹夜明けだぞ」

諏訪子「でも、クリアしたよヨッシー……アイランドぉ…」

福太郎「ラーメン食べたあと夜通しゲームって……ダメ神様やなぁ」

諏訪子「えへへぇ…」

クロ「いや、褒められてませんよ」

お仙『でも、このケロちゃん凄いゾ。全面100点ダ』

福太郎「こりゃまたやりこんだなぁ」

諏訪子「いやー、やっぱりテレビゲームって楽しいね。幻想郷も面白いけど、たまにはコレもしたいよホント」

福太郎「え、ゲーマーなん?」

諏訪子「神様は楽しいことに敏感だからね。」

福太郎「ほうほう」

諏訪子「相撲なんかも楽しいよね。見て良しやって良しで」

メリー「テレビゲームから相撲って幅広い」

福太郎「んっ、でも、ゲームが出来る前から考えたら将棋とかサイコロ系の遊戯。スポーツ的なんやったら相撲とか優雅になってきたら狩ってことになるんかな。神様の生きた年月を考えたら」

諏訪子「良く分かってるねぇ」

メリー「ケロちゃんっていったい何歳なの」

諏訪子「それはいいじゃない」

福太郎「んっ、そこはボカすんんや」

メリー「女の子ですから。あー、それにしても眠い」

クロ「ひと晩ゲームしてたらそうでしょうよ」

福太郎「話は全くかわるけど、バレンタインやね」

クロ「本当にまったく変わったな」

諏訪子「なんだっけバレンタインて」

お仙『チョコが幅広い値段で売られてて食べ放題の日』

福太郎「間違いではない」

諏訪子「あぁ、そのバレンタインか!」

クロ「他のバレンタインてあるんすか?」

諏訪子「血のバレンタイン」

福太郎「分かる人にしか分からんなぁ」

諏訪子「んー、チョコか。早苗に買っていってあげようかな」

福太郎「ええんとちゃいます」

諏訪子「でも、お金が無いんだよね。」

クロ「わー、ストレート」

お仙『神社のさい銭箱からもっていったらいいんじゃないカ?あれは神のものだロ』

諏訪子「なるほど!」

クロ「なるほどじゃないよ!」

メリー「堂々といいきたね」

福太郎「神様やからやね。」

諏訪子「そうよねぇ。諏訪大社まで行くのも遠いし」

クロ「そこが近かったら強奪する気だったんすか…」

諏訪子「仕方ない。ここは、あの手を使おうか」

クロ「あの手?」

諏訪子「コホン……おにーちゃぁん。諏訪子チョコレートが欲しいなー!」

福太郎「んー、俺は別にロリコンって訳ではないんやけどなぁ」

諏訪子「なんだ、やって損した」

お仙『キャラ替えが凄いナ』

福太郎「んっ、でも、ヨッシーストーリーを完クリしとる技術に乾杯ってことで買ってあげるわ」

諏訪子「アナタ。話が分かるわね。」

福太郎「どーも」

クロ「なんだかなぁ…」
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