ｰ福太郎の部屋ｰ

福太郎「雪ふっとるで」

クロ「どーりで寒いわけだ」

お仙『関節が固まるゥ!』

クロ「それはお前だけだ。っていうか、固まるのは関節だけじゃないだろ」

お仙『心は燃えていル!!』

クロ「しらねーよ!」

福太郎「こんな日は……温かぁにして呑もか」

クロ「ほー、珍しいな。お前から呑む話なんて」

福太郎「そういう時もあるんよ」

お仙『そういう日があってもええやン』

福太郎「ええやんなー」

クロ「はいはい、それで?」

福太郎「んー……どないしょっか。」

クロ「肉と酒がベストだな」

お仙『肉食ガール』

クロ「うるさい」
ゲシッ!
お仙『踏むなら背中をゆっくり踏んでくレ。最近、大分身体が柔らかくなってきてるんダ』

クロ「気のせいだろ」

すっきー『容赦ないっすね。』

クロ「コイツに容赦と慈愛はいらんだろ」

お仙『愛は与えられるものじゃなイ。手に入れるものダ!!』

クロ「めんどくさいよなお前。」

メリー「素敵」

クロ「なんか毒されてるのがいるし」

福太郎「あ、もしもし?」

クロ「それでお前はいきなりどこに電話してる!!」

福太郎「えっ、どこって…」

りんね「呼ばれてきました!!」

クロ「呼んでねぇよ!」

福太郎「呼んだよ」

りんね「お酒を美味しく飲む会をすると聞いてきました」

福太郎「概ねそう伝えました」

クロ「もう何も言わん」

りんね「それじゃあ、どうする?私お酒買って来ましょうか!」

お仙『全力だナ』

福太郎「まぁ、買い物は何をどうするか決めてからにしましょ。クロはお肉食べたい言うとるんやけど」

お仙『それじゃあ…………焼き肉?』

福太郎「焼き肉かぁ。」

りんね「あ、私、ホットプレート持ってるわよ」

クロ「おいおい、部屋でやる気かよ」

福太郎「ここでやらなすっきーがさびしいやん」

すっきー『え、あ、ども……///』

福太郎「ほんなら、焼き肉の方向でいこか」

お仙『うおぉぉぉ!肉ダーーー!!』

クロ「なんでお前が一番テンションあがってるんだ」

福太郎「一番肉食系ってことやね。」

りんね「私はお野菜も好きよ」

福太郎「……え?」

りんね「え?」

クロ「アンタは普通に肉食っぽいけどな。色んな意味で」

りんね「そ、そんな肉食系女子だなんて///」

クロ「何で照れてる。っていうか、女子て……」

福太郎「おっと、それ以上はストップや」

お仙『買い物いこーゼ。肉買い物ー!』